人とは周りの環境に影響を受けるものである。

自分が置かれている立場というものを俯瞰で確認するのは難しいです。

そもそも人というのは集団の中に所属しているものなので、その集団にいる周りの者を見て自分の位置を認識します。

 

例えば、周りの子どもの誰もが勉強に無関心だったとします。

そこで勉強に意欲を持てというのは厳しいでしょう。

 

そんな集団の中で勉強しようものなら、周りは白い目で見てくるでしょう。

それこそ空気が読めない存在みたいに扱われ、思う存分勉強することなんてできないと思います。

 

一方で、勉強熱心な集団に所属していればどうでしょうか?

そういう集団に所属していれば、勉強するのが当たり前になります。

逆に勉強していなかったら、「なんだ、あいつ?」と軽蔑されることでしょう。

 

どちらも一長一短ではありますが、どちらにしろ勉強しなくてはいけないのだったら、後者の方がいいのではないでしょうか?

それなりに大変な思いをするのは分かっていますが、勉強をするのが当たり前の環境の方が勉強はやりやすいと思います。

 

その環境というのは、中学までは選ぶことができません。

それこそ運に左右されます。

同じ小中学校でも、同年代の子どもたちによって、その質は千差万別ですからね。

 

運が良ければ、勉強熱心な集団に所属するかもしれませんし、運が悪ければ非常に低レベルな学年に所属するかもしれないのです。

 

しかし、運で左右されるのは中学までです。

高校からは自分が進学した先で環境が変わってきます。

とにかく上を目指したいのであれば、中学時代は頑張って勉強し、偏差値の上の高校へ進んだ方がいいのです。

 

できるかぎり上の高校へ進学した方がいいでしょうが、自分の身の丈に合わない高校に進学するのも考えものです。

せっかく入った高校も、その授業についていけないのでは意味がありません。

できれば自分の身の丈に合った高校へ進学するべきでしょうね。

 

とはいえ、中学時代にできるだけ学力を上げておけば、選べる高校の選択肢も広がっていきます。

もし、中学の環境が最悪だったなら、かわいそうではありますが歯をくいしばって勉強を頑張るしかないですね。

 

ちなみに、もし、中学校の環境が最悪だと感じるなら、やる気のある塾に入れた方がいいと思います。

塾に行けば、他校の子ともいっしょに勉強できますしね。

自分の中学が最悪でも、塾の環境が良ければ、成績を上げることは難しくないでしょう。

 

残念ながら、うちの塾は募集を停止していますので、うちの塾にお誘いすることはできません。

ただ、この地域には塾はたくさんありますからね。

ぜひ体験授業を受けてもらい、自分に合った塾へ入って下さいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。