ミスがなくならないのは、間違えたくないという気持ちが薄いからです。
逆に、ミスがない子というのは、間違いを極端に嫌がります。
それこそ、かなりの時間を確認に費やします。
例えば、うちで実施している確認テストを解き終わっても、こういう子はペンを置きません。
じっと問題を見直し、再度頭で計算したり、誤字がないかを確認するんです。
それだけの手間をかけるので、ミスが極端に少なくなるんですよね。
ちなみに、私もミスがない子でした。
ミスをするのが嫌だったので、何度も解き終わった問題を確認するクセができていたんですよね。
これって誰かに教わったわけでもないんです。
ただ、公文に通っていただけで身についた技術なんですよ。
公文では満点がとれないと帰宅が許されません。
だからこそ、ミスすることなく満点をいかにしてとるかに長けてきたんです。
なんとかして早く家に帰りたい・・・そんな情けない理由でミスをなくすことができるようになったんです。
理由はどうあれ、私は公文のおかげでミスをしない子になりました。
中学校時代の定期テストレベルではありますが、満点を何回もとったことがありますので。
あ、だからといって、公文に入れればいいというわけではないですよ。
向き不向きもありますので、公文が合わなければ通ってもミスはなくなりません。
ミスがなくならない子は満点に対する執着がないのだと思います。
ミスを良しとは思っていないでしょうが、満点をとりたい欲が薄ければ、確認作業は怠ることとなります。
ミスを許容し始めてしまうと最初は悔しい思いがあったにも関わらず、どんどんその気持ちが薄れていくのです。
自分に厳しく!を地でいける子は、その悔しい気持ちを大切にします。
こういう子は、次こそミスなくテストを乗り越えてやると熱意を向けるのです。
勉強に感情が伴わない子はミスだけでなく、勉強のやる気にも影響が出てきます。
いわゆるプライドってやつでしょうか?
自分がミスをするのが許せない・・・って思えれば、ミスはなくなるでしょうね。
ただ、ミスはなくそうと思えばなくすことは可能です。
単純な話、確認作業をやらせればいいだけですから。
とはいえ、子どもに「確認したの?」と聞いても「したよ。」と答えますけどね。
実際はやってないのに・・・笑
ま、やる気が伴わなければ、いくら勉強してもミスはなくならないんですよ。
まずは、勉強のやる気を促すことでしょうね。
それが結局ミスを少なくすることにつながるのですから。
それでは、今日はこの辺で。