偏差値に比例して学生の質は変わってくる。

とある高1生が小学校の運動会で元クラスメイトと会ったそうです。

そのクラスメイトが行った高校は、地元の高校です。

偏差値的にいうと、かなり低めの高校ですね。

 

で、その子が言うには、「高校がつまらない」そうなんです。

学生のやる気もなく、部活もやる気がない、みたいな雰囲気が広まっているそうです。

それを聞くと、「まぁ、そうだろうな」と私は思ってしまいます。

 

また、別の話ですが、その高校よりも少し偏差値が高い高校に通っている子も、「学校がつまらない」と話をしていたそうです。

この2校はそこまで勉強を頑張らずとも合格してしまいますからね。

無気力な子が集まるのは仕方のないことかもしれません。

 

残念ではありますが、偏差値の高さに比例して、学生の質は変わってきます。

偏差値が高い子は、基本的に進学校に通っているわけですから、勉強を頑張って高校に進学しているわけです。

 

まぁ、ある意味、希望を持って高校に進学したわけですね。

そういう子は高校でも頑張ろうとするものです。

そして、そういう高校には今まで努力してきた子が集まっているわけです。

 

こういう子たちの中で過ごしていると、学生の意識はどんどん高まります。

相互効果なんでしょうね。

生徒同士が高め合うという良い状況が生まれるのです。

 

昔のことですが、私は生徒に招待されて高校の文化祭に行っていたことがあります。

偏差値の高いところほど、しっかりとした文化祭になっていました。

逆に、偏差値が低い高校の文化祭に行ってみると、不快感を感じた覚えがあります。

 

学生の質が変わるということは、文化祭のレベルだって変わるのです。

そもそも文化祭は生徒主体でやるものですからね。

生徒の質がストレートに反映されるものなのです。

 

偏差値の高い高校に進学するということは、基本的に大学進学を希望することにはなります。

しかし、そういう環境に身を置くことで、ダラダラと高校生活を過ごすことはなくなるでしょう。

生徒同士が切磋琢磨して成長していく・・・そういう空間が偏差値の高い高校にはあるのす。

 

もちろん、偏差値が高ければ高いほど、競走は激しくなります。

適度でいいということなら、そこそこの偏差値の高校でもいいとは思います。

ただ、高校行っても成長したいという向上心があるのなら、できるかぎり偏差値高めの高校に進学することをオススメします。

 

ちなみに、偏差値が高い高校に通うと、それなりにレベルの高い人とのつながりが持てるようになります。

例えば、茨城県随一の進学校である水戸一高に通えば、そこで将来外資系の企業で働く人や、官僚になるもの、起業して成功するものなど色々な人に出会えることができますよ。

 

人脈はその後の人生を豊かにしてくれますからね。

良いつながりを持つことは大事なことかもしれませんよ。

 

 

それでは、今日はこの辺で。