今日から保護者面談が始まりました。
これって、塾生のことについて保護者の方と話す機会ですから、塾としては大事なイベントなんですよね。
そもそも、この保護者面談をやらないと、生徒の成績が上がらないと言ってもいいくらいです。
なぜなら、成績を上げるためには、保護者と塾は同じ方向を向いているべきだからです。
塾はお金をいただいている以上、生徒の成績を上げることが仕事になります。
となれば、塾は生徒の成績を上げるために全力を尽くすのです。
しかし、塾はそうでも、保護者がそうでなければどうでしょうか?
保護者が自分の子どもの成績が上がることを望んでいなければ、いくら塾が頑張っても成績は伸びないでしょう。
保護者の影響力というのは、家庭内で発揮されるものです。
であれば、子どもを家庭内でコントロールするのは、保護者しかできないのです。
塾が宿題を出し、課題を出し、「勉強しなさい」と声をかけても、保護者が子どもに勉強させなかったら意味はないのです。
子どもをずっと塾に縛ることはできないのですから、塾が生徒に干渉するのは限界がありますしね。
この保護者面談では、生徒の状態を話すとともに、その子の性格に合った指導方法を話し合っていきます。
保護者が子どもに望むことを鑑みた上で、塾が子どもの指導方針を提案するわけです。
そして、その方針に賛同してもらい、協力をお願いするわけです。
保護者と塾が同じ方針のもと、子どもを導いていくとなれば、成績の上昇も容易になります。
何せ、塾でも家でも同じことを言われるのですから、この子はそれに従うしかないのです。
もし、保護者が協力的でなければ、塾だけで成績を上げようと努力することになります。
それでは、いくら何でも