このブログでは何度も書いていますが、学生にとって勉強するのは当たり前の行為だと思います。
毎日勉強していないのがおかしいのであり、毎日勉強するのが当たり前なのです。
では、どのくらい勉強するのが正しいのか?
そもそも毎日勉強しているのか?
それが大きな問題です。
例えば、子どもが「今日、体育があって疲れた~だから、今日は勉強休む~」と言ってきたらどう返しますか?
A「そうだね、疲れているなら無理しなくて良いよ~明日頑張ろうね~」
B「何言ってるの!?毎日勉強するのは当たり前のことなのよ。早く勉強してそれから休みなさい。」
Aを言う人は優しいですね~。
きっと子どもは健康で楽しそうに生きていくことでしょう。
ただ、成績が悪くなるのは覚悟してくださいね。
きっとAの人は子どもが中3になってから急に厳しくするんですかね?
そのとき、子どもは親が豹変したことに驚くことでしょうね。
いきなり厳しいこと言うくらいなら、普段から言えって思うかもしれませんよ。
一方、Bの人は厳しいですね~。
でも、社会に出ればそのくらい厳しいのは当たり前ですよね。
社会に出たら、昨日遊び疲れたから~とか昨日運動したから~で、仕事休みます~っていうのが通用しますかね?
もちろん、子どもは日中学校で頑張っているわけです。
部活や他の習い事で疲れているときもあるでしょう。
ただ、学校の勉強だけで終わりにしていては成績は上がりませんよ。
むしろ下がるだけです。
やることをきちんとやってからゆっくりすることを覚えさせるのも大事なことではないでしょうかね?
AもBも子どもを愛しているからこその行動なのだとは思います。
しかし、勉強は毎日コツコツやることで成果が出るものなのです。
毎日習慣的に勉強しない子の成績が下がってしまうのは当たり前なんですよ。
では、どのくらい勉強するのが適当なのか?
まぁ、それは人それぞれだとは思いますが、2時間以上はやってほしいですかね。
2時間も!?と思う人もいると思いますが、たかが2時間ですよ。
2時間でできる勉強なんてたかが知れています。
集中して勉強してしまえばすぐに過ぎてしまいますしね。
もし、2時間の勉強が毎日実行できればかなりの成果を出すことができるでしょう。
習い事などで時間が圧迫されているのであれば、さすがに2時間も勉強時間は確保できないでしょうが、それでも30分くらいは勉強をやらせたほうがいいです。
もちろん、2時間以上できるなら、そうした方が良いでしょうね。
継続することで成果が少しずつ現れるわけですから、極端にいえば1分でも学校の宿題だけでもやらせたほうがいいですよ。
ちなみに、そんなことやらせたら子どもがかわいそうと思うかもしれませんが、勉強ができなくて困ることになる方がかわいそうですよ。
将来、勉強していて良かったと思ってもらえるかどうかは、学生時代に勉強するかどうかなんですから。
必ず決まった時間は勉強するようにさせましょう。
夕方の5時から夜の7時まででもいいですし、夜8時から10時まででもいいです。
もちろん、分けたっていいですよ。
決めた時間はどんなことがあろうと勉強するという約束を子どもとしてください。
その時間は何があろうと勉強させるのです。
そして、勉強が終わったら自由にさせてください。
ゲームをしようが、スマホをいじろうが好きにさせてあげてください。
メリハリは大事ですからね。
ダラダラと勉強させる必要はないと思いますよ。
親子での約束がしっかりとしている子は成績が良くなります。
体調不良のときまで勉強させる必要はありませんけどね。
勉強の習慣化、ぜひ取り組んでみて下さい。
それでは、今日はこの辺で。