最近入塾した生徒。
まだ塾での授業は予習にはなっておらず、学校に進度が負けているという状況。
その生徒は今まで自分で勉強できた子。
ちなみに、塾には勉強に困ってきているわけではなく、さらなる高みを目指してきている子。
本来なら塾は必要ない子です。
その子の授業中のことです。
私が授業して、その後問題を解かせようとしたら、すでにチェックマークがありました。
「うん?これって自分で解いてきたの?」
と聞いてみると、その生徒は「あぁ、学校で習ったので・・・」と答えました。
私は即座に「うん、いいね!!じゃあ、発展問題を解いちゃおうか!!」と生徒に話し、授業中には発展問題にチャレンジしてもらったんです。
その子は発展問題もスラスラ解き、何問か難しい問題があったので、そこだけ解説しました。
普通、塾はカリキュラムがあったり、他の生徒の進度と合わせるために、あまり生徒の予習を推奨しないと思います。
しかし、うちはそんなの関係ありません。
やりたいのであればどんどん進めればいいのです。
塾の授業はサポートとして利用すればよく、自分で勉強できるのであればそれが一番いいのです。
とはいえ、なかなかこういう行動ができる子もいません。
そもそもテキストを見て自分で理解するということができないんですよね。
それでは、自学ができることにはなりません。
いずれ高校生になれば、習わずとも自力で理解していかないといけないと気づくのでしょうが、中学生くらいではそこまで気づけないんですよね。
塾に入る前から勉強の習慣がある子というのは、今まで自分で考えて勉強してきたので、人に指示されなくても行動できるのです。
これって大変立派なことだと思います。
とはいえ、まぁ塾の予習が進んでくれば、自分で予習することはなくなるとは思いますけどね。
能力が高い子の場合、うちの塾はとことん授業を進めていくので。
特に英語はガンガン進めます。
中学校の教科書が予習しないと対応できないようになってますからね。
一昔前の教科書とは全然違うんですから。
ちなみに、この子の授業スピードは他の子の2倍近くです。
どんどん先取りができるようになれば、自分の勉強もはかどっていくんじゃないですかね。
どれだけ高みへと駆け上がれるか・・・
この子の成長のポイントはそこにあるでしょうね。
それでは、今日はこの辺で。