忙しくて勉強できない・・・そんなわけあるか!!

とある小学生が確認テストの再テストで豪快に不合格になりました。

私はすかさず質問を開始しました。

「あのさぁ、本気で宿題やってきた?これ、答え写しているだけじゃないの?」

 

その小学生、まさか質問されると思っていなかったらしく、普通にこう答えました。

「忙しくて時間がなくて・・・ゲームやって忙しくて・・・あっ・・・」

 

まさかの本音が出てきました。

「どんだけ正直なんだよ」と笑ってツッコミたくなりますが、まぁ私は「ふざけんな」と説教を始めましたよね。

 

小学生だろうがなんだろうが塾来て勉強している以上、中途半端な勉強は許しません。

そもそもゲームをダラダラやらせているのは、親の責任ですからね。

親が子どもに勉強させようとしなきゃ、子どもは勉強なんてしませんよ。

 

これは小学生だけでなく、中学生でも高校生でも同様に説教する案件ですね。

中学生もよく宿題忘れの言い訳に「今週は忙しくて・・・」と言ってきます。

しかし、私は「じゃあ、仕方ないね」とはなりません。

 

「わかった。お前にとっては忙しかったんだね。じゃあ、一週間何をやっていたか一日ずつ説明してね。はい、じゃあ、○曜日は何していたの?」

と質問をします。

 

生徒は「○曜日は○○して、○曜日は○○で忙しくて、○曜日は・・・」

と説明していきます。

本当に忙しい場合もありますので、生徒の話が真実なら問題はありません。

そのときは、私も「じゃあ、来週はきちんとやってこようね」と言うだけです。

 

しかし、生徒が忙しいと発言していたって、本当に忙しいわけがないのです。

ブラック企業で働いている人が「今週は忙しい」と言っているなら、その言葉は本当に忙しかったんでしょう。

すいません、たとえが極端で・・・笑

 

塾から出されているのは、1時間から2時間程度で終わる宿題です。

24時間フルに動いているのであればまだしも、その時間が作れないわけがないのです。

だって、ゲームをしたり、スマホを見たりはしているのですから。

 

塾に入る以上、勉強して成績を上げてもらうのは当たり前のことです。

私はそのためにお金をいただいていると思っています。

逆に成績が上がらないのであれば、塾のせいなのです。

 

世間にはお優しい塾もたくさんあることでしょう。

小学生なんだから、中1なんだから、中2なんだからと生徒を叱ることも厳しくすることもないお優しい塾は存在するのです。

 

ただ、そんな塾に通って本当に子どもは勉強するようになるんですかね?

そして、成績って上がるんでしょうか?

子どもが楽しんで行っているからいいのであれば、問題はないですけどね。

 

うちの塾は勉強をいい加減にやるのを良しとはしません。

確認テストで何度も不合格になるのなら、塾になんて来る必要はないんです。

成績を上げる気がないなら、塾に来る必要があるんでしょうか?

 

どれだけ勉強ができなくても、どれだけ勉強の習慣がなかろうと、別に構いません。

勉強ができないならできるようにすればいいだけですし、勉強の習慣がないなら塾が強制的に勉強させるだけですから。

 

せっかく塾に入れるのですから、それなりの覚悟をもって入れて下さいね。

ただ、勘違いしないでほしいのは、塾に入れたからといって、親が何もしなくていいわけではありませんから。

 

親は親で子どもの成績を上げさせるために、家で勉強させるようにしてください。

塾は単独では成果を出せませんよ。

家庭との協力が子どもを伸ばすポイントですからね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。