早めにやっているからこそ、こういうことができる。

新中1の子に英語を指導していると、その子がスラスラと英語を書いている姿に感動します。

この子は小学生のうちからうちの塾に通い、しっかりと英語の勉強を続けてきました。

 

うちの塾は小6から中学英語を指導しているのですが、同時に毎週英単語を覚えてもらっています。

英語罫線の入ったノートに週に9個ずつの英単語を練習してきてもらうんです。

そして、その次の週にその9個をテストし、合格しなかった英単語は次週に持ち越しになります。

 

英単語は私がテキストから抜粋してノートに書き込みます。

そのとき、英単語のアルファベットに線を引き、どの文字が同発音するのかをカタカナ表記していきます。

こればかりはどの単語帳を見ても載ってはいないので、私が書き込んであげないといけません。

 

生徒には練習するときに、頭の中でもしくは声を出して練習するように指示をします。

英単語は表音文字ですからね。

その反復練習を小6のうちに済ませてしまうんです。

 

これを毎週やっていると、少しずつ英語の発音ルールが刷り込まれていきます。

なんとなくですが、アルファベットの組み合わせがどのように発音に関係してくるかがわかってくるんです。

 

小学生のうちにそのルールを刷り込んでいくと、中学生に上がる頃には初見の単語すら読めるようになります。

もちろん完璧には無理でしょうが、今までに経験でなんとなく読めるんです。

 

実はこれだけでも英語に対する抵抗はなくなっていきます。

読めもしない単語を覚えようとするのは、苦痛でしかありませんからね。

書く際も、読めない単語は書けないもんなんですよ。

 

うちの塾で無理なく英単語を覚えることで、英語を書くのに慣れていきます。

小学校では英語を書くことはあまりしませんからね。

書くという部分だけは塾などで対応するしかないんじゃないでしょうかね。

 

能力が高い子であれば、中学に入ってからでも十分に書くことはできるようになるでしょう。

しかし、それでもすぐは無理でしょうね。

それなりに時間が経ってからでないと、英語の発音ルールまでは刷り込ませるのは難しいでしょう。

 

能力が高い子であってもそれですから、平凡な子はますます厳しくなります。

書けない、読めない、意味がわからない・・・こんな状態が続けば、すぐに英語を嫌いになってしまうでしょう。

 

今いる小6生たちも英語の指導は始まっています。

最初はミスも多かったんですが、少しずつ英単語が書けるようになってきていますよ。

 

早めに始めることは悪いことではありません。

悪いのは遅きに失することです。

できるかぎり早めに英語教育は始めましょうね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。