合格発表が終わると、合格された生徒が親子で挨拶に来てくれます。
まぁ、毎年恒例といった感じなんですけど、大体の方が「先生のおかげで合格しました」って言ってくれます。
もちろん、大変嬉しいんですが、その合格ってお子さん自身が頑張ったから成し遂げることができたんですよ。
私はそのお手伝いをしただけで、本人が頑張らなければ成果なんて出ないんですよね。
この世代は頑張る世代だったので、だれもリタイアしませんでしたが、今までには勉強を頑張れずにリタイアしてしまった子もいたんです。
そういうリタイアしてしまった子は、その子の根性が足りないからリタイアしてしまったわけで、それを変えようとしても塾はどうにもできないんですよね。
とにかく塾というのは、頑張る子を応援するだけなんです。
頑張らない子の成績を上げることもできなければ、頑張らない子を無理矢理頑張らせることもできないんです。
大事なことは本人がどれだけ頑張るかなんですよ。
そして、これって親がどう躾けてきたかが大事なんです。
親がしっかりと躾をしていれば、根性のある子に育ちますし、ちょっとしたことで逃げ出すこともなくなります。
ただ、これを一から塾で育てることはできないんですよね。
幼少期に子どもをどう育てたのかが本当に大事なんですよ。
立派な人間にしたいのであれば、しっかりと家庭で躾けること大事なんです。
塾は頑張る子を全力で応援します。
その頑張る子の目標が達成できるように全力を尽くすのです。
それこそが塾の使命なんですよ。
逆に言えば、頑張らない子を頑張る子に育てるのは親の責任ともいえます。
勉強を頑張るのは誰だってできることです。
才能は必要ありません。
大事なことは勉強する意義を見いだすことです。
そのためには、親子の会話が必要になるんですよ。
しっかりと話し合ってください。
そして、親子が同じ方向を目指して下さい。
そうすれば、その子はしっかりと頑張る子になってくれますよ。
それでは、今日はこの辺で。