先日行われた定期テストで、5教科合計が140点も上がった子がいます。
入塾してからまだそんなに時間は経っていませんが、塾の取り組みに忠実にこなすことでしっかりと成果を出してくれたんです。
うちの塾は勉強の管理を行います。
定期テストで点数を上げたければどれだけの勉強をすればいいのかがわかっているので、それを生徒にやらせるのです。
簡単に言えば、塾で勉強させているだけなんです。
テスト勉強に関しては、細かい指示なんて出していません。
ただ、勉強時間を増やすだけなんです。
生徒は塾に来て自習をしないといけないのですが、何を勉強するのかは自由です。
塾からアドバイスをすることはありますが、指示は出しません。
基本的に「まずはやってみろ」という姿勢なんですよね。
それだけでも生徒は成績を伸ばすことが可能です。
もちろん、全員ではありませんが、勉強時間を増やしただけで点数って伸びるんです。
要は勉強をやっていないだけなんですよね。
ほとんどの子は勉強さえやらせる環境に身を置いて、しっかりと勉強をやらせれば成績は伸びるんです。
勉強時間が増えそれでも成績が上がらないのであれば、ようやく勉強方法の改善を考えなくてはいけないのです。
最初から勉強方法の改善を行っても、そんなのはうまくいかないんですよ。
ちなみに、成績が上がったのは塾の授業が優秀だからではありません。
塾の授業がどうだろうが、しっかりと自学ができれば成績は伸びるのです。
逆にどれだけ塾の授業が素晴らしかろうと、自学をしなければ成績を伸ばすことはできないのです。
うちの塾は生徒に勉強をやらせます。
自分で勉強をしてもらわないと勉強にならないのです。
本来、勉強は自分の実力に照らし合わせて進めていくものです。
例えば、数学が苦手なら数学の問題を多めに解く必要があるでしょう。
暗記が苦手なら暗記科目に集中すべきでしょうね。
このように人それぞれ課題は異なるわけです。
それを塾が強制してしまうと、生徒はそれしかやらなくなります。
そして、自分のやりたい勉強ができなくなってしまうんです。
勉強はあくまでも強制的にやらされるものではありません。
自分で考えて、自分に合った勉強を選ぶのが正しい勉強なんです。
ま、それは勉強して初めてわかることですけどね。
勉強していない人には一生わからないでしょう。
まず、大事なことは勉強を管理してもらえる環境に身を置くことです。
そこで精一杯頑張ることで成績は伸びてくると思いますよ。
それでは、今日はこの辺で。