効率よい勉強とはなんぞや?

高2の生徒に質問されました。

「先生、効率よく受験勉強したいんですけど、どうしたらいいですか?」と。

 

効率よく勉強するのって誰しもがやりたいことですよね。

最短距離で成績を伸ばすことができれば、苦労はしないわけです。

もちろん、そんな簡単にできることではありません。

 

楽して何かを得ようとする・・・そんなうまい話はもともとないんです。

よく儲かる話は気をつけろって言いますよね。

大概、儲け話って詐欺であることが多いんです。

 

だって、自分だけが儲かる話を他人に教えると思いますか?

自分だけがこっそりやって、自分だけ儲けてるのが普通なんですよ。

 

これって勉強の世界でもよくあって、教育ママが家でどんな教育をしているのかを教えないケースがありますよね。

「なんで、○○君は成績がいいの~?何かやらせてるの~?」

「え~そんなことないわよ~。特別なことなんてやらせてないわ~」

 

こんな会話を聞いたことありませんか?

心の中では、「なんでうちの子のやり方をあなたに教えないといけないのよ。ライバルが増えちゃったら困るじゃない・・・」とでも思っているんでしょうね。

 

ちなみに、勉強においてはライバルが増えることはいいことなんですけどね。

競争が起きなければ、高いレベルでの競争になっていきませんしね。

レベルの低いところで一位とったところで、それに何の価値があるのでしょう?

 

とはいえ、効率のよい勉強方法は存在しているので、それをここで発表するんですけどね。

かなり簡単なことなので、拍子抜けしちゃうかもしれませんよ。

単純に「授業をよく聞けばいいだけ」ですから。

 

学校の授業でも塾の授業でも優先すべきは理解をすることなんです。

何でそうなるのか?どういうことなのか?どうやったら解けるのか?

ということを先生が説明してくれているのが授業なのですから、とにかく理解することを優先するんです。

 

ちなみに、ノートをきれいにとる人がいますが、ノートは見返さなきゃ意味はないですよ。

家に帰ってノートを見返して初めて効果があるものなので、見返すことをしてないのならノートなんて適当にとっておけばいいんです。

 

ノートは雑でいいので、先生の話を聞くことに集中しましょう。

勘違いしている人が多いのですが、授業中に学校の先生の説明を聞かずに内職をしてまで他教科の勉強をする人がいます。

 

ハッキリいって効率が悪いですから、止めた方がいいですよ。

それよりも授業をきちんと聞く方がはるかに効率がいいですから。

 

もし、学校の先生の説明が下手で聞いても意味がないのであれば、授業と同じ教科の問題集を解きましょう。

他教科の勉強をしたいなら、家でやればいいんです。

何も授業中にやる必要なんてないんですよ。

 

授業でしっかりと理解をすることができれば、家での復習はかなり効率よくなります。

思い出すにしろ、きちんと授業を聞いていた方が思い出しやすいでしょう。

教科書を読み返したり、参考書を読んだりする場合でも、学校の授業を思い出せば理解は速いでしょう。

 

効率がいいというのは、力をかけるべきところでしっかりと力をかけることなんです。

何でもかんでも力いっぱいに努力することが正解ではないんですよ。

 

勉強の基本はやはり学校の授業です。

せっかくの授業時間をダラダラ過ごしてしまっては、とてももったいないですよ。

授業時間は全集中の呼吸で臨んでほしいですね笑。

 

 

それでは、今日はこの辺で。