「○○やってみれば」というアドバイスにすぐに従う子は尊い。

塾講師という立場上、どうやったら成績が上がるかを常に考えています。

ネットで勉強方法のサイトをのぞいたり、他塾のブログを参考にしたり、本を読んだりして、なるべくすぐに情報をとるようにしています。

 

そして、それを実践しては成果を見るようにしています。

成果が出れば今後も同じようにやっていきますし、成果が出なければすぐにお蔵入りになるわけです。

 

まぁ、人によって合う合わないがありますので、色々なタイプの生徒に色々な方法を試すんですけどね。

その子に合ったやり方が確かに存在して、それを探しては試すようにしていきます。

 

そんな感じで生徒と接していると、生徒本人も私が色々試していることに気づきます。

そして、有意義なアドバイスをもらっていると気づくのです。

成績つまりテストの点数がしっかりと上がっているわけですから、私が言うアドバイスは効果が高いのだと認識するのでしょうね。

 

ただ、ここまでの信頼関係を築けても、私のアドバイスを聞くか聞かないかは半々と言ったところでしょうかね。

 

「先生、○○なんですけど、どうやったらうまくいきますか?」のように私に質問し、

私が「じゃあ、○○やってみたらどう?」とアドバイスする・・・

しかし、その通り動くかどうかはわからないのです。

 

その通り動く子は素直な子なわけです。

そういう子はスクスク伸びていきます。

私が間違ったアドバイスをしない限りは、しっかりと伸びていくんですね。

 

一方で、なかなか実行に移せない子は、伸び悩みます。

結局、相談するだけして、何も動かないのです。

そういう子は、悩むだけ悩んで終わっていきます。

 

そして、私からの信頼もなくしていきます。

私も内心「どうせアドバイスしても聞かないんだろ?」と思いながらアドバイスをすることになるので、その子に有意義なアドバイスができなくなっていくんです。

 

まぁ、そんなのは自業自得ですけどね。

相談するだけしておいて、何もしないんですから・・・

せめて何かをやってみてから、やるかやらないかの選択をすればいいのに。

 

アドバイスを素直に聞けるかどうかは、その子の成長の度合いに関わってきます。

 

例えば、とある兄妹がいます。

兄は一見勉強熱心なように見えてよく相談してくるのですが、まぁ、動かない子ですね。

一方で、妹は、勉強にそこまで熱意はないのですが、言うことはきちんと聞くんです。

 

どちらも優秀であることは変わらないのですが、どちらが伸びていくのは一目瞭然ですね。

結果、妹が兄の成績を超えました。

実行に移すか移さないかだけで、確実に差が出てくるんですよ。

 

同じ家庭環境で育てられても、行動する子としない子には差が出るんですね。

まぁ、そんなのは当たり前のことですけどね。

 

アドバイスを大事にできる子は強いですよ~

そのアドバイスが適したものであればあるほど、その子の伸びは確実になっていきますから。

 

とはいえ、ある程度は、そのアドバイスをする人との信頼関係も大事ですけどね。

いくら有意義なアドバイスでも、信頼していない人から言われても何も響かないですしね。

ぜひそういう信頼関係の持てる講師がいる塾に通ってほしいものです。

 

 

それでは、今日はこの辺で。