理解することを優先せよ。

中3生の授業はかなり先取りをしています。

数学はテキストの問題量が多いので、学校に追いつかれてしまいましたが、他の教科は学校の授業よりも遙か先を指導しています。

 

その目的は、早めに過去問を解くことができるようにするためです。

早めに中学の内容が終わってしまえば、その分早めに過去問に取り組むことができますからね。

 

今年の中3生は優秀なので、もう過去問を解きたがっている子がいますから、塾としては早めに終わらせてあげることで、そのやる気に応えたいのです。

とはいえ、早めに授業をするというのは、その分忘れることも覚悟しなくてはいけません。

 

学校の授業よりも1ヶ月以上も先の指導をしているのですから、学校で授業を受けるころには忘れている可能性が高いのです。

しかし、人間なのですから忘れるのは仕方のないことなんです。

 

そもそも定期テスト前でもなければ、習ったことを暗記するという作業をしていませんからね。

その作業を経ないで、用語を暗記しておくことは難しいに決まっているのです。

 

であれば、今、塾生がやらなくてはいけないのは、塾の指導でしっかりと理解することなんです。

人は理解したことを思い出すのは、そこまで大変ではありません。

少し復習するだけで、しっかりと思い出すことができるでしょう。

 

どちらにしろ、定期テスト前に学校ワークを繰り返して、用語を暗記しなくてはいけないのですから、今は理解に力を注ぐことが優先しましょう。

今日は中3生の集団授業後のミーティングで話した内容をお送りしました。

 

 

それでは、今日はこの辺で。