ちょっと悲しげなタイトルですね。
本当はうちの塾に通ってたことを覚えていてほしいですし、卒業しても顔を出して近況を教えてほしいです。
とはいえ、生徒がそうなるということは、塾に依存していた可能性が高いんです。
塾の指示通り動いて成績を上げたり・・・塾の授業を受けて成績を上げたり・・・
塾がなければ成績が上がらない状況というのは、あまり良くはないんです。
塾としては良いことですよ。
なぜなら、生徒を依存させていけば、その生徒は塾が辞めにくくなり、長期間お金を払ってくれることになりますからね。
お金儲けを重視している塾は、生徒を塾へ依存させ、いわゆる中毒状態にしていくものですから。
以前働いていた塾はそういう傾向が強かったですからね。
私も生徒を塾に縛り付けていた気がします。
しかし、生徒は塾に依存すべきではないのです。
そうではなくて、利用するようになるべきなのです。
ちなみに、依存と利用は違いますからね。
利用というのは、能動的な行動なんです。
自分で勉強していてわからないことがある・・・だから、塾で教えてもらおう。
自分でやっている勉強方法は合っているのかな?・・・じゃあ、先生に判断してもらおう。
このように、自分が行動した延長線上に塾があればいいのです。
1人で頑張り続けることも偉大なことですが、手助けしてくれる協力者が近くにいることは有益ですからね。
うちの塾は生徒が卒業してからも困ることなく成長してほしいというのをモットーとしています。
だからこそ、生徒に塾はあまり干渉しないようにしているのです。
とはいえ、心配のあまり口出ししてしまうこともありますけどね。
そういうときが、自分の心の弱さを感じる瞬間ですね。
生徒には塾はあくまで通過点でいてほしいです。
塾を離れても強く生きていけるように生徒を指導していきたいですね。
それでは、今日はこの辺で。