横断的な考え方をもつのは大事だと思う。

生徒に毎日のように数学英語、理科社会を指導しています。

私1人でやっているんだから仕方がないんですけど、まぁ毎日色々なことを指導しています。

 

なぜこういうことができるのかというと、それはそういう経験をしてきたからです。

幸いなことに、前職や前々職で5教科の指導を経験したことがあるんです。

だからこそ、それなりのレベルで5教科の指導をすることができるんです。

 

もし、自分が好き嫌いが激しかったら、こういう指導はできなかったでしょうね。

例えば、数学・理科と理系科目の先生はそればかりを教えているわけで、英語・社会のような文系科目を指導する経験値は増えていきません。

ま、その分、その道のスペシャリストになるわけですが、私はそれはつまらないなと感じてしまうんです。

 

数学と理科を指導していると、その関連性について指導することがあります。

理科の科学法則は、数学の演算によって証明されているものなので、その関連性は強いんですよね。

 

ただ、その関連性だけを追求しても面白くはないのです。

例えば、英語の文の中に、社会の知識が出てくることがあります。

 

社会の知識がある人なら、その英文の理解は容易になると思います。

しかし、社会の知識が不足しているなら、その英文が何を言っているのかを理解できないでしょう。

 

他にも国語の文章で、理科の内容がでてくることもあるんです。

以前読んだ国語の問題文は、理科の光に関することでした。

これも光の法則がある程度分かっていれば、国語の文章の理解も容易になるわけです。

 

このように横断的に教科を見ると、役に立つことが多いのです。

もし、数学が苦手だからと数学の計算ばかりやっていても、理科の計算はできるようにはならないのです。

 

理科の計算には理科の原理を理解する必要がありますからね。

計算力は確かに必要ですが、それだけでは応用問題は解けるようにならないでしょう。

 

もし、横断的な勉強ができるようになりたいなら、いろいろなことに興味を持つことが大事になります。

自分に関係ないから興味を持たないのではなく、何事も知ろうと行動することが大事なんです。

 

好き嫌いせずに勉強ができれば、勉強の本当の楽しさに気づくことができると思いますよ。

横断的な指導ができるからこそ、その楽しさを生徒に伝えられるようになりたいですね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。