「成績が足りない、このままじゃ受からない・・・」
こういうことがわかっているとき、人はどう動くべきなのでしょうか?
私はどちらかしかないと思います。
「がむしゃらにやって、何とか成績を上げていく・・・」
もしくは、
「自分には無理だといってあきらめる・・・」
別にその進路先に行けないからといって、死ぬわけではありません。
ただ、ちょっと未来の選択肢が狭まるだけかもしれませんし、ちょっと後悔が残るだけかもしれません。
そして、今後も諦めることを繰り返すのかもしれません。
困難に立ち向かえなくなるのかもしれません。
たかがそんなものです。
少々困ることがあっても、人によっては大したことはないのかもしれません。
一方で、がむしゃらに努力したらどうなるのでしょう?
どれだけ頑張っても成績が上がる保障はないですしね。
やってもやっても成績は上がらないのかもしれませんよ。
自分のプライベートの時間を削ることにもなりますし、もしかしたら眠る時間さえ削られるかもしれません。
ストレスもたまるでしょうし、家族も気を遣わないといけなくなるかもしれません。
どちらにしろ、いいことはないかもしれません。
しかし、私はたとえいいことが待っていないくても、がむしゃらに頑張るほうがいいと思います。
世の中にムダな努力なんてありません。
努力をして後悔することは決してないんです。
逆に、努力が足りずに後悔することはたくさんありますけどね。
もし、あなたの子どもが、志望校に合格するための点数が足りないのであれば、努力をさせた方がいいと思いますよ。
人はあのときこうしておけばという後悔は山ほどします。
それは、そのときそのときに全力を尽くしていないからなんです。
逃げるのはいつでもできます。
しかし、逃げないという選択はそのときにしかできないのです。
今、夢を諦めるのかどうか悩んでいる子どもが目の前にいるのであれば、とにかく頑張らせて下さい。
もし、結果がダメだったとしても、がむしゃらに戦った経験というのは、絶対に自分の身を助ける糧となります。
そして、結果がダメだったら、その努力の過程を認めてあげてほしいです。
私は生徒のやりたいことを応援します。
そして、一旦その道を志すと生徒が決めたら、本気で生徒を叱咤激励します。
もちろん、やることやってなかったら、雷を落としますよ。
だって、そのままでは絶対に成功はないんですからね。
生徒を預かった以上、私は私でやることをやんないといけないんですよね。
それでは、今日はこの辺で。