学校を頼りすぎると痛い目にあう。

昨日、学校の授業が遅れていることを書きました。

では、その遅れを学校はどうするのでしょうか?

 

まず、考えられるのは、授業をすべて終わらせることができないということです。

中3生は高校受験がありますが、すべての授業内容が終わらないまま高校受験に臨まなくてはいけないかもしれません。

 

まぁ、これはコロナ禍ではなくて、通常の状態であっても授業が終わらないことなんてまぁまぁあるものです。

しかし、今年はコロナ禍で授業が遅れに遅れているので、授業内容すべてを終わらせることは不可能だと思います。

 

授業の遅れをなくすためには、その分授業数を増やすしかありません。

ということは、冬休みを削って授業数を増やすか、もしくは行事を削って授業数を増やすしかありません。

 

前者だとしたら塾としては困ってしまいますね。

冬休み中は冬期講習を行っているので、塾としては生徒に追い込みをかけさせてあげたいので。

 

最悪なのは、授業が終わらないからといって、適当に授業を進めることです。

いわゆる調べ学習という手段を使って、どんどん授業を進めていくのです。

この間、学校の先生は授業内容の細かい説明は行いません。

 

調べたことを生徒に発表させて、その情報を生徒全員で共有して終了です。

いちいち先生が説明していたら、授業は進みませんからね。

学校の先生は授業が終わらないことを恐れるので、そうやってどんどん進めていくのです。

 

これをやられると、勉強ができない子はお手上げ状態になります。

なにせ調べ学習というのは、勉強ができる子には有効であっても、勉強の嫌いな子には有効ではないからです。

 

そもそも勉強ができない子は調べ方もわからなければ、調べる熱意もないのです。

結局、勉強のできる子が調べたことを発表して授業は終わってしまいます。

いくら情報を共有するといっても、勉強のできない子には何の実りもないのです。

 

ざっと考えただけもこれだけの状況を想定することができるのです。

もし、このまま学校を信じて学校の言う通りに動いていては、高校受験で失敗するのは目に見えています。

 

学校の先生は生徒が高校に不合格だろうが、何の責任もとってくれませんからね。

ま、私も責任はとれませんが、生徒を不合格にするのは塾の評判が下がることを意味しますので、そういう意味では責任をとったことになるのかもしれませんけどね。

 

大事なことは、自分の身は自分で守れということです。

学校が授業を終わりにしてくれなかった・・・と嘆いたところで、高校入試の範囲は狭くなったりしませんからね。

そんな文句を言ってるくらいなら、自分で教科書を読み込み理解をした方が早いですよ。

 

もし、自学ができないのなら、塾に入ることも検討してみたらいかがでしょうか。

それもできるだけ早く塾に入った方がいいかもしれませんよ。

遅きに失することのないように行動してくださいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。