分散登校やオンライン授業で、カリキュラムはかなり遅れることになる。

今日、高3生に政治経済の授業をやっていて気づいたのですが、高校の授業は確実に終わらないだろうということがわかってきました。

 

9月からの緊急事態宣言を受けて、高校では休校もしくは分散登校が続いています。

確実に授業の回数が減っているわけですから、授業の進み具合も遅くなっているわけです。

 

しかも、残念ながら、この遅れは文部科学省は関与していません。

各自治体に対応を丸投げしているわけですから、休校や分散登校の責任は国にはないのです。

そうなると、休校によって遅れが出たとしても、国は何の保障もしてくれないでしょう。

 

受験生は学校の授業が終わっていなかったとしても、大学受験に臨まなくてはならないことになるんです。

仮に、10月から正常に戻っても、この1ヶ月の遅れを取り戻せるかは不明です。

高校側も頑張って授業をするでしょうが、時間的な問題を解決できるはずはありません。

 

であるなら、自学でなんとかするしかなくなります。

自分で教科書を読んで理解をし、自分で問題集を解いて問題の解き方を覚えていくしかないのです。

ちなみに、これができるのは今まで自学で頑張ってきた子に限られるでしょう。

 

一方で、中学生も同様です。

神栖市はオンライン授業で対応をしていますが、それでも授業のペースは明らかに遅れています。

このままですと、高校受験ギリギリまで通常授業をしていかないと終わらないことになるでしょう。

 

塾に通っていれば問題はないでしょうが、塾に通っていない子は必要な教育を受けられずに高校受験に臨まなくてはいけなくなるのです。

そうなれば、教育の格差はさらに広がっていくことになるでしょう。

 

こういう事態をあらかじめ分かっていれば問題はないです。

冷静に対処すればいいだけですしね。

ちなみに、うちの塾生は私がしっかりと管理しますので、問題は起こらないと思います。

 

もし、受験ギリギリで塾に入れればいいと考えている方がいるのであれば、早めに対処した方がいいですよ。

うちの塾は中3も高3も今年度は入塾することができませんが、他の塾ならまだまだ受け入れてくれると思います。

できるだけ早めに動き出すことをオススメしたいですね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

※台風14号による休校に関しては、18日の午前中までに各生徒にお知らせをします。

連絡がない場合は、通常通り授業を行いますのでよろしくお願いします。