渡辺塾の英語はガッチガッチの英文法を教えていきます。
それこそ、時代と逆行していると言われても仕方がないかもしれません。
でも、英語を理解する上で大事なのは「なぜそういう英文になるのか」を理解することなんです。
英語はガッチガッチのルールで縛られています。
そのルールというのが文法なんです。
数学よりもシビアに文法はミスを裁きます。
スペルミスや符号のつけ忘れは減点レベルですが、文法ミスは０点となります。
文法を理解していなければ、記号問題は解けないのです。
そして、文法を理解しなければ、意味を捉えることもできません。
英文が何を言っているかわからないのだから、読解問題だって解けるわけもないんです。
リスニングだって同じです。
聞こえてくる単語を拾ったところで、それが英文のどこにあって、どういう効果なのかがわからないと、意味は理解できないのです。
現在の学校の英語教育は４技能を重視しています。
Reading(読む)、Writing(書く)、Listening(聞く)、Speaking(話す)です。
かつての英語教育の歴史はReading、Writingを重視してきました。
その後、Listeningが重視され始め、入試問題でもListeningの点数が大きくなってきたのです。
しかし、今ではさらにSpeakingまでが重要視されてきました。
学校での英語の授業はほとんがSpeakingだといってもいいかもしれません。
今まで重視していたものの、まるで軽視しているかのごとく、会話を多めに取り入れています。
そもそも、なぜそうなったのか。
それは、日本の従来の英語教育では、書けるようにはなっても、聞き取りや会話ができないからなんです。
それが極まって４技能すべてが重視されるようになっていったのです。
ただ、これが始まってから、小学生や中学生が話せるようになったという事例は聞いたことがありません。
むしろ、英語の根幹がよくわからなくなり、あやふやな状態で英語を考えるようになってきています。
それは、中学生を指導しているとよくわかるのです。
英語の授業に関して無気力な子が多いのは、英語を理解していないからといえます。
だからこそ、自分が何をしているのかよくわからないまま、英語をふわっとした形で理解してしまうのです。
そもそも子どもに英会話を習得させたいなら、毎日通える英会話塾に通わせるか、英語を日常会話にしているインターナショナルスクールに通わせるか、もしくは親が英会話の勉強をして家庭でも英会話ができないと無理です。
究極は長期留学をさせて、英語圏の国に送り込めばいいのです。
そうすれば、曲がりなりにも英会話の能力を身につけ帰国することはできるでしょう。
というのは、英語は日常的に使って初めて、脳に会話の回路ができあがり、自然と口から出るようになるものなのです。
ちょっとの時間、学校で英会話の練習をしたところで、学校以外で英会話をしなければ、脳に英会話の回路はできるはずもないのです。
学校教育では英会話の能力を鍛えることはできません。
これは歴然たる事実だと思います。
であれば、英語を理解することに力を入れた方がいいのです。
もし、英語が話せるようになりたいなら、大学に進学後、留学でもなんでもしてください。
英語が話せなくても大学は進学できますので。
英語がなぜそういうルールになるのか・・・
当塾はそれを徹底的に指導していきます。
もし、ここまで読んでも英会話をなんとかしたいとお考えなら、ぜひ違う英会話塾に通わせてあげて下さいね。
それでは、今日はこの辺で。