夏期講習17日目です。
夏期講習を通じてわかったことがあります。
点数をとっている子というのは、字が読みやすいということに。
別にこれはきれいな字だといっているのではありません。
たとえ、きれいな字でなくても、何と書いてあるかがしっかりと分かるのです。
なぜ夏期講習を通じてわかったのかというと、私は大量のテストを採点しまくっています。
そのとき、いつも点数が高い子の答案は採点がしやすかったのです。
一方で何と書いてあるかがわからない答案だと、目をこらして採点しなくてはいけないので、ストレスがたまります。
ごちゃごちゃした字で書かれると、それを解読しないと採点ができないのです。
なぜそういう違いが出てくるのか。
それは、点数が高い子というのは、採点者に配慮があるのです。
採点者が字を見間違えないようにと、気をつけて字を書いているんですね。
急いで殴り書きのように書かないようにして、丁寧に見やすい字を心がけて書いていくのです。
それができている子は点数をとることに貪欲なんですよね。
点数が伸び悩んでいる子というのは、字を軽く見ている可能性があります。
しっかりと点数をとりたいのなら、誰が見ても何が書いてあるかが分かる字を書かないといけません。
逆に言えば、汚い字を書いて採点者に×をされるのは、解答者である生徒本人がいけないのです。
どうしても点数をとりたいのであれば、謙虚にテストに臨まないといけませんね。
それでは、今日はこの辺で。