話を聞いているかどうかは、うなずいているかで分かる。

今日は中3生に向けて夏期講習のガイダンスを行いました。

この日は夏に使うテキストや、課題表、小テストのプリントなど、多くの配布物を生徒にくばらなくてはいけないので、準備が大変なんです。

 

今日もギリギリまで準備がかかってしまいました。

段取りが悪いのはいつものことなんですが、反省しても進化ができないのが残念なところです。

 

で、中3全員に向けて、課題の取り組み方や授業の受け方など、色々と説明したんですが、1人しっかりと聞いてくれていた子がいました。

その子はことある毎にうなづいて聞いているんです。

 

しかも、ただうなずくのではなく、強弱をつけてうなずいているんです。

強くうなずいたということは、感心したということでしょう。

弱くうなずいているのは、しっかりとポイントを区切って聞いている証拠です。

 

このように、うなずいて聞いている子ってとても印象がいいんですよね。

話をしているこちらも気分がよくなりますし、ちゃんと伝わっていることがわかって安心できます。

 

そもそも話をしっかりと聞く態度というのは、このうなずきにあると思います。

あくまで能動的に聞く体勢を作ると、自然とうなずいてしまうのです。

私も講演会などで有意義な話を聞くときは自然とうなずいていますし、うなずくことでしっかりと話が理解できるんですよね。

 

また、このような聞く態度をしている子は学校の先生にも人気があります。

先生だってしっかりと授業を聞いてくれる子がかわいいんです。

通知表だって高評価をつけてくれますしね。

 

ちなみに、この子はほとんど「5」がついています。

もちろんテストの結果が良くなければ「5」はつきませんが、それだけでも「5」はつかないんです。

先生からの印象が良くないと、「5」はつかないんですよね。

 

かく言う私は、学校の先生に嫌われていた(一部の先生に反抗的な態度をとっていた)ので、テストで高得点をとっても「5」がもらえませんでした。

逆に私を気に入ってくれた先生からは高評価をもらえましたけどね。

 

話を聞くという態度ができている子は、社会に出ても問題は起きないでしょう。

周りの人間がこの子のことをみんな気に入ってくれることと思います。

 

周りに無関心な人というのは、無意識に敵を作りがちです。

しかし、周りに関心をもとうと努力している子は、周りが味方になってくれるのです。

 

どちらがいいのかは、おのずとわかりますね。

このような聞き方は見習うといいと思います。

きっといいことが起こりますよ。

 

明日は夏期講習準備のためにお休みをいただきます。

23日(金)より夏期講習が始まりますので、お間違えのないようにお願いします。

 

 

それでは、今日はこの辺で。