頑張る才能こそ、一番理想的な才能なのかもしれない。

前回のブログでは、うちの塾には頑張る子が多いという話をしました。

実際に頑張る子はたくさんにいて、その子達は日々頑張っています。

 

とはいえ、これは完全に塾の手柄ではありません。

塾は頑張る子を作ることまではできません。

 

きっかけを与えることはできますけどね。

でも、それだけなんです。

元から頑張れる子は、今までの子育ての賜物なんです。

 

では、頑張る才能がある子というのは、どういう子なのか?

それは、自分の体調が崩れてまで頑張ってしまう子なんです。

 

体調が崩れることは良いことではありませんから、これは無茶をしていると言わざるをえまさせん。

しかし、真に頑張る子というのは、体調が崩れるまで頑張ってしまう子なんです。

 

そして、周りから心配されてしまう子とも言えるでしょう。

頑張りすぎて「うちの子大丈夫かしら・・・」と心配してしまう子が頑張る才能を持った子といえるのかもしれません。

 

ちなみに、男女と比べると女の子の方が頑張る子は多い気がします。

男の子はどうも自分の限界近くまで頑張るとそれを越えようとはしないんです。

 

ただ、男の子の方が体力はありますから、本気で努力し始めると突き抜ける実力を身につけることができます。

しかし、それに踏み込む勇気が持てずに、悶々と過ごしている子が多いですね。

 

かくいう私も頑張る才能はない子でした。

こういう頑張る才能を見つけることができたのも、教え子のおかげなんです。

 

自分にはない才能なので、努力の才能を持った子はすぐに分かりました。

そして、そういう子には尊敬の念を抱きましたね。

 

私の方が年長者なのにもかかわらずです。

とびきりの才能を目の前にすると、感動してしまうのに年齢は関係ないですからね。

先生である私が生徒に尊敬の念を抱くのも仕方のないことかもしれません。

 

努力する子を育てるためには、何でもがむしゃらに挑戦させることが大事になります。

自分のやりたいことを見つけさせ、それを目指させることが手っ取り早いでしょうね。

 

無気力な人間というのは、目指す目標を持たない人間だともいえます。

何かを目指せることは幸せなのことです。

どんなささいなことでも目指せるものを見つけられるように日々子どもに接してほしいですね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。