生徒の進路に口出しはしない。

私は基本的には生徒の進路に口出しはしません。

どれだけ成績とっていても、大学に行きたくないならどこの高校に進学しても構いません。

 

塾によっては、塾の実績のために偏差値の高い高校に進学してほしいと生徒に頼むかもしれません。

しかし、うちはそんな実績はどうでもいいので、生徒の行きたいところに進学すればいいと思うのです。

 

そもそも高校というのは、本当に行きたいところに進学しないとつまらないですからね。

頑張る気力だって続かないですし、成績が上がらずに夢が叶えられなくなりますからね。

だからこそ、私は「○○高校に行け」のように具体的な指示はしません。

 

ただし、生徒が間違った選択をしようとしているなら、それは止めます。

その高校に進学しても、希望の大学に進学するのが厳しいのであれば、もっと偏差値の高い高校を勧めることもあります。

 

夢を持っている子に関しても、できるだけ近道になる進路を提案したりもします。

まぁ、その知識がなければ提案もできませんけどね。

知っている範囲で生徒に提案することはあるということです。

 

私が大事にしているのは、生徒が本気で何かを目指したいときに目指すことができるよう、十分な成績をとらせてあげることです。

シンプルに成績を上げることで、夢への選択肢が広がると思っています。

 

なかなか達成できない夢を目指すとき、自分の成績と照らし合わせて、その成功率を想像します。

自分の成績が全くとれていないで、その夢の実現が厳しいのであれば、その子は夢をあきらめてしまうでしょう。

それだけは阻止したいというのが私の願望なのです。

 

自分の夢が今決まっていなくても、成績を取り続けた方がいいと言っているのはこのためです。

成績が低いと進むことができる進路の幅も狭くなるのです。

であれば、夢が決まっていない今は、がむしゃらに成績を取り続けることが大事なのです。

 

その後、自分の成績と照らし合わせて進路を決めたって構いません。

その成績は自分の努力で成し遂げたものなんですから、それをどう扱おうと生徒の自由なのです。

 

ちなみに、生徒の夢が壮大であろうが、私はそれを無理だとは思いません。

医者だろうが弁護士だろうが、なりたいものを目指せばいいんです。

 

ただ、それを目指す以上、私の指導する目線もそれなりに上がりますよ。

そういう子には厳しい指導が待っているので、それは覚悟してほしいですね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。