今までの努力は決して裏切らない。

先週、中学生の総体が終わりました。

予選で残念ながら敗退した人もいれば、県大会まで進むことができた者もいると思います。

 

敗退した者はそこで部活は引退です。

そこからの中3生は真の受験生となり、やる気をもって来春の受験に向けた努力を開始しないといけません。

 

塾に入っていないものは塾に入ることを検討するかもしれませんね。

何せ夏休みをずっと遊んでいるわけにはいかないのですから。

 

本人のやる気があろうとなかろうと、高校受験に向けて勉強を開始しないといけません。

受験勉強の開始が遅ければ遅いほど、合格率は下がっていくのですから。

 

本人のやる気があれば最高で、成績はどんどん伸びていくかもしれません。

やる気がないよりはあった方が、成績の伸びは全然違うのです。

 

受験は自分との戦いですからね。

自分の学力が上がらないことには受験競争にも勝てないのです。

 

一方で今までコツコツ勉強してきた子がいます。

この子は別に部活を引退したから勉強を開始したのではありません。

今までもコツコツと勉強を続けてきたのです。

 

継続は力なりとはよく言ったもので、今までの蓄積は大したものです。

毎日コツコツと1時間勉強しただけでも、一年間で約300時間は勉強しているのです。

それを2年やっているとしたら、もうすでに600時間もの勉強をしていることになります。

 

これがそっくりそのまま勉強していない子との差にはなりませんが、それに近い数値が差として存在するのです。

その差を埋めることは中学生活残り半年でまかなえるはずもありません。

 

勉強は積み重ねた量がものをいいますので、どうしても勉強してきた量というのは大事になるんです。

中1からコツコツと努力をした子は結局は勝ち上がっていくんだと思いますよ。

 

うちの塾生の中に、小6から在籍している子がいます。

その子は、中1の最初のころは成績は良かったものの、少しずつ点数が下がってしまっていた子でした。

 

下がってきた点数というのは、なかなか上げられなくなりますので、その子の点数も上がることなく徐々に下がっていきました。

ただ、この子はうちの塾の中で、毎週宿題をきちんとやり、定期テスト前は塾で勉強をし、今まで勉強を積み重ねてきたのです。

 

今回の定期テストは、さぞかし頑張ったのでしょう。

久しぶりに大きく点数を上げてきました。

成績自体は下降気味ではあったものの、今までの努力は決してムダではなかったのです。

 

勉強を継続していきた子は今までの積み重ねが大きな財産になります。

だからこそ、いきなり頑張り始めた、ぽっと出の子なんかには負けないのです。

 

むしろ、今やる気になって頑張り始めた子は、先を走っている人たちに勝つためにはかなりの努力が必要になりますよ。

やるなら本気で!しっかりと受験勉強を頑張って下さいね。

 

ちなみに、当塾は中3生の募集は締め切っています。

中1・2生は夏期講習からの入塾はできますので、ぜひご検討ください。

小学生も高校生も若干名募集中です。

 

 

それでは、今日はこの辺で。