私が勉強推しなわけ。

今日は午前中に保護者面談を行いました。

3件の保護者面談をやったのですが、どの家庭も熱心に子育てをされている方々ばかりです。

とても有意義な面談になりましたね。

 

今日だけでなく、保護者面談は毎回、いい話が聞けて有意義な時間なんですよね。

子育ての考え方を聞くだけでも、生徒の本質がうかがい知れます。

 

私が見ている生徒像というのは、あくまでも塾内でだけですからね。

家庭や友人関係、親戚に至るまで、生徒がどんな関わりをもっているのかを聞くだけでもためになるんです。

 

毎年そうですが、保護者面談はやって良かったと思えるんですよね。

もし、このブログをご覧いただいていて、他塾に通っている方がいらっしゃったなら、その塾の保護者面談には参加した方がいいですよ。

 

さて、今日の本題に。

私は当ブログで何度も勉強の大事さを語っています。

なぜここまで勉強推しなのかというと、塾講師をやっているからというのもありますが、勉強こそ学生がやらないといけない仕事だからだと私自身が思っているからです。

 

別に勉強を頑張ったからといって幸せになれるわけではありません。

今は高学歴ニートなんている時代ですからね。

もし、東大に行けたとしても、全員が全員良い職業に就けるわけでもないんです。

 

とはいえ、それはあくまで少数です。

大多数の高学歴者は自分のやりたいことをやって人生を謳歌している可能性が高いのです。

 

何せ高学歴ですからね。

頭が良ければいろいろな資格もとれますし、自分で事業を立ち上げることだって可能でしょう。

決して頭がよいことで損をすることはないはずなんです。

 

もし、勉強を頑張ったのに不幸になったという人がいるのなら、それは真に頭が良いのではないかもしれません。

頭が良い人は、自分の生き方を修正できますからね。

現状が嫌なら、満足のいく生き方にシフトすればいいだけですから。

 

勉強ができるのと、頭が良くなるのは実は同じようで同じではないんです。

勉強して身につけた知恵は自分を活かすために利用するべきです。

むしろそうできることが真に頭いいと言えるのです。

 

例えば、東大出身者で医者の免許をとった後、「国境なき医師団」などに参加して世界を飛び回っている人がいたとします。

国境なき医師団は世界を飛び回る仕事ですが、給料自体は高くはありません。

 

世界を飛び回るのは過酷ですし自分のプライベートもないでしょう。

せっかく医者になっても裕福にはなれない可能性だってあるのです。

 

しかし、この人はきっと満足していることでしょう。

それはこの仕事がこの人のやりたいことだからです。

 

別にここまで高尚な仕事でなくても構いませんが、この人は勉強を頑張ったからこういう仕事に就けたのです。

勉強を頑張らない人が、どんなに願ってもこういう仕事には就けません。

そもそも資格自体がとれませんからね。

 

お金目的で医者になった人は、この人は幸せじゃないと言うかもしれません。

でも、やりたいことをやっている人にとっては、この人は幸せだと思うでしょう。

 

要は、幸せとはやりたいことができるかどうかだと私は思います。

やりたくない仕事をやることほど辛いことはありません。

夢があるのなら、それを叶えてこそ幸せになるのではないかと思います。

 

いざ夢が見つかったとき、自分の実力が足りなくて諦めてきた教え子を何度も見てきました。

勉強不足だったり、自分の努力が足りなくて失敗するのはとても悲しいことです。

将来夢が見つかったときに、胸を張ってその夢に向かえるような人材を私は作っていきたいですね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。