数学の計算は考えずに解けるようになるまで練習しよう。

とある中3生に「計算を毎日解きなさい」とアドバイスをしました。

それで動き出す子なんてほとんどいませんが、この子は動き出したんですよね。

定期テストが近づく中、その子の勉強の様子を見てみると、ま~スラスラ解いているんですよ。

 

しっかり計算過程を書いて、手を止めずにスラスラと・・・

ちなみに、解いていたのは学校ワークのまとめの問題だったんですけど、私が「何回目?」と聞くと「3回目です」ですって笑

 

それだけの数を毎日のように解くようにしていたんです。

そりゃこれだけ正確に速く解けるようになるでしょうね。

 

実はこの子は計算がとても苦手な子でした。

私が授業で説明しても、なかなかその通りにできずに苦しんでいたんです。

それで私も「この計算力では高校に行ってから苦労するよ。高校数学はまずついていけない」と常々忠告していたんです。

 

そもそも今まで計算の量が足りていないんですよね。

それこそ完璧になるまで反復練習を行い、自然と体が動くようになるまで解き続けることが大事なんです。

 

 

今巷で人気のドラマ「ドラゴン桜」でも計算の重要性は語っていたでしょう?

本来なら小4くらいからの計算からしっかりと練習を続けてこなくてはいけないんです。

それこそ地道な努力が必要なわけです。

 

そして、計算練習を怠けずに続けていくと、学校の授業で先生の話を聞く余裕が生まれるのです。

なんせ計算はすぐにできてしまいますからね。

みんながヒーヒー言って計算している間に自分は早々に終わらせてのんびりできるんです。

 

そりゃ学校の先生の話だって聞く余裕ができますよ。

じっくりと学校の先生の話を聞いてきちんと理解すれば数学なんてつまずくはずもないんです。

 

まぁ、学校の先生もピンキリですので、あまりにも下手な説明を聞くなら、問題を解いていた方がマシですけどね。

ちなみに私は高校の数学の先生の説明を真面目に聞いたことがありません。

 

ひどい先生ですと教科書の説明をただ読んでいるだけですからね。

だったら、自分で教科書を読んだ方がいいんですよね。

私は先生の話は聞かずに、問題集を解いて時間を潰していました。

 

話が脱線しましたが、計算力は数学の理解力を飛躍的に上げるんですよ。

それこそ暗記で計算ができるまで、能力を引き上げれば数学は得意教科になるでしょうね。

 

算数・数学で大事なのは計算力です。

根気がいる作業ではありますが、反復練習をして自然と動けるまで自分を高めましょう。

 

 

それでは、今日はこの辺で。