先日、令和3年度の茨城県立高等学校入学者選抜の結果が発表されました。
何気なく読んでいたのですが、その平均点に驚いてしまいました。
茨城県入試の数学の平均が大幅に下がっていたのです。
令和2年度が52.44点に対して、令和3年度は39.69点でした。
茨城県の数学の入試問題は令和2年度から変更があり、数学は計算問題がなくなり、記述問題しか出されなくなったのです。
去年はその初年度でしたが、今年も同様に計算問題は排除されていました。
今年はその対応ができたのでまだ良かったのですが、去年は予告なく変更になっていたので驚きましたね。
それでも、難易度は抑えられてはいたので、平均も例年より少し下がっただけでした。
しかし、今年はその難易度が上げられ、平均点がさらに下がった形になりました。
それにしても、平均点が30点代というのは驚きです。
私も解いてはみたのですが、そこまで平均点が下がるとは予測できませんでした。
今後は、この難易度が揺れ動くことになると思います。
そもそも記述問題というのは、難易度の設定が難しいのです。
きっと問題の作成者もそこまで低い平均点が出てくるとは思っていなかったでしょう。
ということは、今後も難易度が予想できません。
受験生としてはどのような難易度に設定されようと解けるように準備をしなくてはいけませんね。
大事なことは、難しいからと逃げることなく応用問題にもチャレンジすることです。
記述問題の多くが応用問題なわけですから、普段からそのレベルになれておく必要があると思います。
ただ、そのためには塾に入れることも視野に入れる必要があるかもしれません。
それなりに偏差値の高い高校に合格したいのであれば、応用問題レベルまで教えてくれる塾に入れることは必須になるかもしれませんね。
現中3生はもちろんのこと、中1・2生も茨城の高校に進学したいなら、入試問題が難しくなることは覚悟しなくてはいけません。
結局は日頃の勉強がものをいいますので。日頃から勉強は続けて難しい問題に挑戦していきましょう。
それでは、今日はこの辺で。