書くことは勉強の基本です。

スマホやタブレットが普及しだしてから、書くこと自体を嫌がる子が多くなった気がします。

ただ、書くことから逃げてしまっては勉強はできるようにならないのです。

 

もし、入試がペーパーレスになり、タブレットなどで受けることができるようになったとしても、その画面に字を書くこと自体は変わりません。

字が正確に書けていなければ、もちろん点数にはならないのです。

 

そもそもテストに惜しい!!という判定はありませんからね。

どれだけ正解に近かろうと、正解にたどり着いていなければバツなわけです。

 

例えば、「7」が答えなのに、「1」と書いてあったら丸なのでしょうか。

形が似ているから、△をあげよう!なんて世界はどこにもありません。

きっちりと「7」と書かれていなければ丸にはならないのです。

 

そんな当たり前のことを話されても・・・と思われた方もいらっしゃるでしょう。

ただ、実際に字が汚くて「7」と「1」の判別ができない子がいるのです。

 

字だけは幼少期や年少期にしっかりと覚えさせることが肝要です。

保護者の方もそのことは重々承知していると思いますので、子どもにしっかりと字を書かせようとする方も多いですね。

 

ただ、その指導が行き届くのは長子までです。

次子からは保護者の指導が行き届かなくなり、字が汚くなる子が多くなります。

 

私も長年塾講師をしてきましたが、次子の字が汚いのは何度も見てきました。

その子の兄姉は字がきれいでしたから、多分保護者の方の指導が次子まで行き届かなかったのではないかと考えられます。

 

字を書くことは大事なんですが、汚い字のままでいいというわけではないんですよ。

ある程度は保護者が子どもの字の監督をしないといけないわけです。

そうしないと、書くことをどんどんおろそかにして、テストの誤字脱字も直らないなんてことにもなりかねません。

 

字の修正はお早めにお願いしたいですね。

手のかかることだとは思いますが、手を抜かずに子どもを指導してみてください。

 

きれいで読みやすい字を書くということは意外に勉強と直結しているんですよ。

ぜひ子どもの字のきれいさに注目してみてくださいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。