勉強だって最初からできるわけもない・・・

勉強って自然とできるようになると思っていませんか?

「自分でペンを出して、ノートを開き、問題集を開いて、問題を解く、そして解き終わったら丸付けをする。」

 

基本的な勉強の方法ですが、これって子どもが勝手にできるようになると思いますか?

最低でも一度は手本を見せてあげないと厳しいでしょう。

この場合は親が教えてもいいですし、兄姉がいるならその姿を見せてもいいですね。

 

えっ、そんな簡単なことまで教えないといけないんですか?

と思われるかもしれませんが、勉強ができない子ってこんな基本的な動きができないんですよ。

 

ちなみに、我が子の勉強の様子を監視してみてください。

意外ときちんとやっていないと思いますよ。

多分、一番驚くのは、ノートの様子じゃないですかね。

 

まぁ、見事にノートが汚い字で満たされているんです。

字は線をはみ出し、少しずつ斜めになっていき、徐々に汚い字に変わっていく・・・

自分で何を書いたかわからない状態の場合もありますよ。

 

そして、丸付けをしない子も多いですね。

こればかりは優秀な子も丸付けをしないことが多いので、丸付けをしないから優秀ではないとは言いませんが、勉強の基本はできていないことにはなってしまうんです。

 

ちなみに、最初に書いた勉強の基本動作は、それが完璧にできていないと成績が伸び悩みます。

スポーツでもそうですが、動作の型って必要なんですよ。

 

プロ選手だって型を気にしますしね。

成果にこだわるなら基本的な型ってどうしても必要になるんですよ。

 

サッカーのシュートやドリブル、野球の投げたり打ったりするフォーム、バスケのシュートやパスの構え、テニスのサーブやストロークの打ち方・・・

すべて型や構えがしっかりとしていないと、うまくいかないんです。

 

部活だって中1の最初は基礎練から始めるでしょう?

例えば、私はバスケ部でしたが、1年生はドリブル、パス、シュートの練習をひたすらやらされましたよ。

自然に動けるようになるまで、反復練習を毎日繰り返しました。

 

そりゃ最初は下手でしたが、半年もすればうまく行き始めました。

そういう動きができて初めて、試合形式の練習ができるようになったんです。

 

勉強だって同じことです。

勉強の基本動作ができないなら、勉強の基本動作を身につけることから始めないといけないのです。

 

ちなみに、このブログでこんなことを書いていますが、これって家庭で教えることができることですからね。

保護者の方が勉強の基本動作を知っているなら、子どもに指導することだって可能なはずです。

それを学校や塾に丸投げしているから、勉強の仕方がわからずに勉強しない子が出てくるのだと思うのです。

 

本当に簡単なことからで構いません。

子どもに勉強の基本動作とは何かをしっかりと教えて下さい。

 

現在きちんとできている子は問題ありませんよ。

後は、習慣になるまで勉強を続けさせてみて下さい。

そうすれば塾に通わずとも一定の成績はとれると思いますので。

 

 

それでは、今日はこの辺で。