勉強は真剣にやらないと成果が出ないもの。

何でもそうですが、適当にやっても成果が上がることはありません。

スポーツでも仕事でも、適当にやっていても何も成果が出ないなんです。

それは勉強も同じことです。

 

せっかく時間をとって勉強をしているのであれば、真剣にやらないといけません。

適当にやっているのは、ただの時間稼ぎにしかならず、時間がどれだけ経過しても成果は出てこないでしょう。

 

真剣にやっているかどうかは、その子の勉強した”跡”を見るとわかります。

ぜひ確認してほしいですが、以下の項目で一つでも引っかかったら、勉強を真剣にやっていない可能性があることになります。

 

①字が見やすく書けているか

殴り書きのように字を書いていたり、何が書いてあるのかがわからなかったりしたら、それは真剣に勉強を取り組んでいない可能性があります。

 

そもそも、字が汚いというのは、急いで問題を解こうとしているからに他なりません。

例えば、期日が近づいている場合は、急いでその課題を終わらせようとします。

そういう場合は、期日が近づくまで何もしてこなかったのがいけないのです。

 

真剣にやっているかどうかというのは、どれだけ時間をかけて勉強をしているかにも関わってくるので、急いで問題を解くというのは論外なのです。

それよりも毎日コツコツと時間をかけて勉強は進めていかないと行けないのです。

 

②ただの作業になっている

例えば、漢字練習だったり、英単語練習だったり、頭を使わない勉強に終始していてはダメです。

これは単に勉強するのが面倒くさくなって仕方なくやっている可能性があります。

 

ただ、テストが近かったり、練習後自らテストをやっているのであれば問題ありません。

そのための準備として、練習をするのは何も間違っていませんので。

 

しかし、家庭学習を毎日のように漢字練習、英単語練習に費やすのは間違っています。

その日の勉強内容は自分で判断して決めなくてはいけないものです。

作業的な勉強に終始しているのは、考えるのを放棄していることに他なりません。

 

③丸付けをしていない。ミスをそのままにしている。

丸付けをせずに問題を解きっぱなしにしているのは、勉強していることにはなりません。

そもそも勉強というのは、わからないことをわかるように努力することです。

 

丸付けもせずに放置するというのは、わからないことがわからないままで放置しているのと同じです。

自分の弱点や自分の欠点を見つけるために勉強をしているのに、その機会を放置するなんて勉強を真剣にやっていることにはなりません。

 

そして、間違えた問題をそのままにしているのも、間違っています。

間違った問題はそのままにせず、必ずやり直しをするべきなのです。

やり直しをして、できなかった問題をできるようにすることが勉強の醍醐味なのですから。

 

以上の3点に注目すれば、どれだけ真剣に勉強しているかがわかります。

ただ、ダメだからと言って、完全に否定するのではなく、どうしてそんな勉強方法になっているのかを子どもにインタビューしてください。

 

子どものモチベーションによっては、勉強の成果は変わってきます。

モチベーションが高い子は、勉強の成果は絶大になります。

せっかく勉強させようというのなら、子どものモチベーションを上げてからでも遅くはないと思いますよ。

 

 

それでは、今日はこの辺で。