昨晩、NHKでドキュメンタリー番組を見ました。
コロナ禍での中学生のドキュメントでした。
大阪府の難波中学校の生徒を追いかけた特集でしたが、コロナ禍の子ども達の大変さが初めて分かりました。
特に貧困家庭の学力の低下が問題視されていました。
コロナのせいで親の仕事がなくなり、そのせいで志望校を変えざるをえない子までいました。
その子の家は母子家庭で、去年の休校期間中は、昼夜逆転をしてゲームばかりしていたので、成績が下がりすぎてしまったそうです。
その状況を見ていて、私は塾生は恵まれているのだと改めて感じました。
コロナ禍で困っているのは塾生たちも同じですが、それでも休校中にオンライン授業を受けられたり、学校で教われなかったことを塾で教われたりしているわけです。
もちろん、授業料を払っている保護者の方々が偉いのですが、社会の中には塾に行きたくても行けない子が確かにいるわけです。
学力の格差は確かに進んでいて、それはすでに社会問題になっています。
今後は学校も子どもにタブレットを与えて、ネット環境でオンライン授業などが展開されるようになります。
しかし、家庭のネット環境次第で、授業が受けられるかどうかが関わってくるのです。
その問題を解決しないことには、ますます学力差が広がってしまうでしょう。
とはいえ、塾は何もできないのが現状です。
(もしかしたら何かできるかもしれないが、現状思いつかない・・・)
営利目的で教育に携わっているわけですから、ボランティア活動として教育はできないのです。
私に今できることは塾生をしっかりと指導することなんですよね。
せっかくうちの塾を選んできてくれているご家庭に感謝し、しっかりとその子どもを指導していかなくてはならないんわけです。
コロナという未曾有の状況を乗り越えられるように、生徒の指導を頑張っていこうと思います。
改めて身を引き締めようと思いました。
それでは、今日はこの辺で。
※4/29(木)から5/5(水)までGW休暇をいただきます。ブログも5/6(木)から再開します。