要はやるかやらないか。

何かを始めるのはとてもエネルギーがいります。

慣れていないことを始めようとするのですから、エネルギーが必要なのも仕方のないことなのです。

 

しかし、面倒くさがって、やらなくてはいけないことを後回しにすると、必ずやっかいなことになります。

例えば、掃除を面倒くさがれば、部屋はどんどん汚くなります。

運動することをサボれば、どんどん体重が増えていきます。

 

人は慣れた生活に執着するところがあるので、今の生活が楽であればあるほど、その生活にどっぷり浸かってしまうのです。

生活に支障が出ない程度までは、放置して生活することは可能ですからね。

 

ただ、そのままずっと同じ生活をしても、良いことは起こりません。

何も変化がないのです。

成長することはなく、どんどん衰退していくことでしょう。

 

これは勉強でも同じです。

毎日毎日、ゲームをしたり、スマホをいじって友達とLINEをし、好きなアーティストの音楽を聞いたりライブ動画を見て、時間を費やしていく・・・

さぞかし楽しいことでしょう。

 

当たり前のことですが、その楽しい生活をずっとそのままにしておくと、学力はどんどん低下していきます。

家庭学習も何もせずに、ただ学校に通っているだけで頭が良くなるはずがないんです。

どんどん学力が低下して、中3や高3になったときに、入試について考え出すと、絶望を味わうことになるのです。

 

学校の先生からは「どこも受からないぞ」とか「○○に受かるには後○○点上げないとダメだぞ」などと現実的な言葉を投げかけられるでしょう。

三者面談などでそれを親が聞くと、慌てて子どもを勉強させなきゃいけないと悟ります。

しかし、そのころにそれに気づいても「時はすでに遅し」なのです。

 

短期間に成績など上がるはずもなく、慌てて入れた塾で多額の授業料を支払ったとしても成績は伸びません。

なぜなら、成績というのは、最低でも3ヶ月コツコツと勉強を続けて上がるか上がらないかが決まるものだからです。

 

今まで勉強してこなかった子が3ヶ月も勉強が続くわけもなく、塾で大量の授業を受けても成績は一向に上がってこないでしょう。

そして、行きたかった高校に行くことを諦め、簡単に受かる高校を受けることにするのです。

それでも合格できればいいとは思いますが・・・

 

成績というのは、一朝一夕で伸びるものではありません。

それこそ、毎日コツコツ努力して、上がるかどうかが決まってくるのです。

最低でも、勉強さえしておけば成績が上がる可能性は持つことができるのです。

 

何もしなければ何も起こりません。

これは絶対なる真理です。

 

変化を恐れて何もしないのは、何も変わらない世の中を受け入れているだけです。

我が子に成長をしてもらいたいなら、早めの決断が何より大事ですよ。

遅きに失したということがないように最善の行動をしてくださいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。