先日、とある中2生に理科を教えていました。
中2の理科はちょうど「天気」についてを教わっているところです。
今回の授業も「気圧と前線」について説明しました。
「天気」の授業は身近にある自然現象なので、想像がしやすく例を挙げながら説明するんですが、授業を受けた生徒は「えっ、すごい・・・」と声を漏らしていました。
何がすごいのかというと、自然の摂理に関してです。
どういう仕組みでそうなっているのかを説明したら、ものすごく納得したのでしょう。
その子は思わずその言葉を口にしたのだと思います。
理科のように、身の回りの現象というのは、想像しやすく理解もしやすいものです。
しかし、それは説明の仕方次第ですね。
授業の仕方が悪ければ、どれだけ身の回りにある現象だろうと、わかるわけもないのです。
ことさら私の授業がうまいわけではないと思いますが、生徒がしっかりと理解をしているのを見るのは楽しいですね。
この生徒はこの分野に苦手意識はもたないことでしょう。
丁寧に説明をして理解ができれば、その知識は忘れにくくなります。
逆に、なぜそうなるのかが分からない内容というのは、すぐに忘れてしまうものです。
それか覚えられないかもしれないのです。
勉強は何でもそうですが、理由をしっかりと把握して問題を解かないとダメです。
「○○だから、○○という答えになる」
そういう感じで問題が解ければ、どんな問題が来てもビクともしなくなるでしょうね。
ちなみに、自分で勉強するときでも、教科書を読んだり、資料集を読んだりすることで理解を深めることができます。
単に問題だけを解くのではなく、じっくりと頭を使って勉強することが大事なのです。
定期テストの結果はいいけど、実力テストの結果は悪いという場合は、なぜそうなるのかが分かっていない可能性があります。
用語だけを覚えて終わりではなく、じっくり考える勉強も取り入れましょうね。
それでは、今日はこの辺で。