入試に何が出るか予想して何になるのか・・・

入試問題を予想するのは、塾講師あるあるですね。

多くの塾が入試問題にどこが出るのかを予想し、ブログで書いたりしています。

 

私も以前いた塾では、過去の問題の傾向を分析し、今年はどこが問われるかを予想したことがあります。

実際に予想通りの分野が出題されていたこともあり、分析をしたのは正解だったのだと当時は思っていました。

 

ただ、予想した通りに出なかったらどうなるのでしょうか?

予想した子が有利で、予想しなかった子が不利なんてことはあるのでしょうか?

そもそも予想した範囲が、その子の苦手な分野だったら、結局は点が取れない気がします。

 

入試問題を予想するなんてものは、宝くじを買うようなもので、当たればラッキー的なものでしかありません。

当たらなくても文句は言わないでしょうし・・・

 

ということで、私は予想をすることは止めましたね。

とはいえ、出やすい分野は確かにあるので、その出題傾向は話をしますが、どの分野が出るなんてことは言うのは止めるようにしました。

 

そもそも予想問題に頼るような子というのは、点数に不安がある子だけです。

余裕で合格できるだけの実力を持っている子なら、予想問題なんていらないのです。

 

大事なことは、予想問題に頼らないくらい、各分野を理解していくことです。

理解不足を作らないように、日々努力していけば、問題なく入試問題は解けるはずなんですから。

 

高校入試も大学入試も受かりたいのであれば、余裕で受かるくらいの実力を身につけましょう。

実力が足りないなら足りないなりに勉強しなくていけないのです。

少なくとも余裕な点数がとれていないのであれば、勉強の手を緩めてはいけないのです。

 

今年の受験は終わりました。

来年の受験に向けて、しっかりと合格を勝ち取るために、今目の前に与えられた試練をしっかりとこなしていきましょう。

 

 

それでは、今日はこの辺で。