今日は千葉県の公立高校入試の2日目です。
そして、来週の水曜日は茨城県の公立高校入試日ですね。
今までの教え子の中には、合格する子が多いものの、中には不合格になってしまった子もいました。
落ちるだろうと思って不合格になった子もいれば、絶対受かるだろうと思っていたのに不合格になった子もいたのです。
不合格になった子の特徴は、自分に甘かったことです。
自分の苦手分野をきちんと理解しようとしない、
自分のできない問題をそのまま放置してしまう、
受験間近になっても集中して勉強できない・・・
このように少し抜けている子というのは、不合格になりやすいです。
そもそも覚悟が足りないんでしょう。
それか楽観的に考えているのでしょうね。
他には、精神的に弱い子ですね。
受験当日に必要以上に緊張してしまう子や、少しできないからといって途端に自信をなくしてしまう子などは、実力が発揮できずに不合格になってしまうのです。
いわゆる本番に弱いというやつです。
普段は解けるのに緊張する場面になってしまうと、途端に解けなくなってしまうんです。
こういう子の性質は大事なテストで顕著に現われてきます。
ここで点数をとらなきゃいけないと思うと、体がこわばってしまうのか答えが頭から出てこなくなってしまうのです。
このように不合格になってしまう子というのはある程度共通した性質を持っているのです。
では、どうしたら合格できる子になるのか?
それはとても単純なことなんです。
それは、「圧倒的な成績をとる」ってことです。
圧倒的な成績というのは、合格点よりもはるかに上の成績をとることです。
つまり、余裕で合格できるように準備していけばいいのです。
なまじ合格ギリギリを目標にしてしまうから、人はそこまでしか成長できないのです。
そうではなく、合格点をはるかに超える点数を目指せばいいのです。
そのためには、生半可な努力ではいけません。
とにかく妥協することなく、自分を高めるために時間を使うのです。
以前こういう子がいました。
その子は受験の1ヶ月前にこんなことを言ったのです。
「もう明日、受験したいんだけど・・・」
この自信にあふれたセリフ、かっこいいですよね。
当時、私もその子に向かって「確かにそうだね。今すぐに入試を受けても受かるよね」と返していました。
実際、その子は合格点よりも50点以上もオーバーした得点で合格しました。
もし、一ヶ月前に受験をしたとしても、同じ結果だと思います。
このように、絶対に合格できる子というのは、こういう境地に至る子なのです。
この子は当日、体調が悪かろうが高熱が出ようが、合格できたことでしょう。
落ちたくない、不合格になりたくない、なんてことは誰でも思えることです。
そうではなくて、早く受験したい、自分の実力を試したいと思うことこそ、真の強者なのだと思います。
どうせめざすのなら、このような人物を目指してほしいですね。
それでは、今日はこの辺で。