テストで失敗して、しょげている子がいます。
でも、すぐに前を向いて動き出しました。
しかも、大いに反省してから・・・
うちの子の多くは成績を上げていきます。
しかし、それがずっと続くはずもないのです。
微増、微減を繰り返すこともあれば、時には大幅に変動したりもします。
もちろん、ずっと高得点を続けられたら幸せですが、それでは人は成長しません。
失敗して大いにこけて、悔しさを存分に味わい、それを糧にして成長するのが、正しい成長の仕方なのです。
例えば、自転車に乗る練習でも、何度も転んで痛い目にあうじゃないですか。
そこで、自分の間違いを修正し改良することで、だんだんと転ばなくなってくるのです。
最初から転ばずに自転車に乗れる人っているんでしょうか?
私は努力した結果が悪かったとしても、何とも思いません。
なぜなら、人は失敗する生き物であり、全力で取り組んだからこそ悔しいのだと知っているからです。
実際に頑張れば頑張るほど、生徒というのは悔しがります。
テストの点数で悔しがることがなければ、人の成長は止まっていくでしょう。
一方で、努力せずに成績が悪い子に対しては私は怒ります。
そういう子には、なぜ努力しないのかと問い詰めることでしょう。
そもそも努力する気もないのに、塾に入ってはダメなのです。
勉強だけは努力せずには上達しないものです。
たとえ私が上手に教えたとしても、教わった子が努力をして、教わったことを暗記しないと意味はないのです。
テストというのは、暗記した知識を引き出す作業なのです。
正確に言葉を覚えていなければ点数をとることはできません。
つまり点数を上げるためには、正確に用語を暗記し、問題で問われたことを正確に答えないといけないのです。
うちの生徒は頑張る子が多いです。
そして、ほとんどの子が自分の力で点数をとってきます。
自分で目標を定め、自分でよじ登っていく・・・
それが自分で生きていくことにつながっていくのです。
是非うちの生徒たちには「生きる力」というのを身につけてもらいたいですね。
それでは、今日はこの辺で。