令和3年度の公立高校入試志願者数が確定しました。

今年から茨城県側も千葉県側も同じ時期に志願先変更がなされましたので、渡辺塾近辺にある公立高校の入試倍率をまとめたいと思います。

なお、千葉県の隣接学区協定の倍率は、公開期間が短いことから若干の間違いがある可能性があります。

 

★千葉県側

■佐原高校

普通科 定員240名 志願者239名 隣接学区 定員72名 志願者77名

理数科 定員40名 志願者34名 隣接学区 定員12名 志願者6名

 

■市立銚子

普通科 定員280名 志願者271名 隣接学区 定員84名 志願者87名

 

■佐原白楊

普通科 定員200名 志願者164名 隣接学区においては定員割れ

 

★茨城県側

■鉾田一高

普通科 定員240名 志願者271名(ー5名) ⇒31名の定員オーバー

 

■鹿島高校

普通科 定員240名 志願者292名(ー25名) ⇒52名の定員オーバー

 

■麻生高校

普通科 定員173名 志願者200名 ⇒27名の定員割れ

 

■神栖高校

普通科 定員160名 志願者160名

 

■波崎柳川

普通科 定員120名 志願者73名 ⇒47名の定員割れ

 

■波崎高校

普通科 定員80名 志願者58名 ⇒22名の定員割れ

機械科 定員40名 志願者32名 ⇒8名の定員割れ

電気科 定員40名 志願者30名 ⇒10名の定員割れ

工業・情報科 定員40名 志願者42名 ⇒2名の定員オーバー

 

★総評★

千葉県側は佐原高校と市立銚子高校で隣接学区において定員オーバーとなっています。

そのため、茨城県側の受験者は佐原普通科で5名、市立銚子で3名の不合格者が出ることとなります。

 

佐原白楊高校は、まさかの定員割れとなっていますので、よほどのことがない限り全員合格となるでしょう。

 

茨城県側は鉾田一高と鹿島に受験生が集中しました。

どちらも定員オーバーとなっていますので、オーバーしている分の不合格者が出ることとなります。

志願先変更がありましたが、さすがに大きな変動がありましたね。

 

他の高校は波崎高校で若干の定員オーバーがあるものの、他の高校は軒並み定員割れとなりました。

そのため、よほどのことがない限り不合格とはならないと思います。

 

全体としてはやはり少子化の影響が出ていますね。

市立銚子は1学級減となったにも関わらず、定員割れとなっています。

佐原もまさかの定員割れとなりました。

 

一方で茨城県側を見ると、鉾田一高や鹿島のような中高一貫校として生まれ変わった高校が人気を集めています。

例年は全員合格という異例の年でしたが、今年は順当かなと思います。

 

このように人気校と不人気校が二極化されるのは、私としては大歓迎ですね。

学力の低下が抑えられますし、今後の両校の発展が期待されます。

 

今年の倍率は確定してしまいました。

千葉県はあと5日、茨城県はあと12日です。

最後まで諦めることなく全力で受験勉強に取り組んでほしいですね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。