昨日はワークチェック日でした。

神栖2中の定期テストが迫っているということもあり、昨日は学校ワークのチェックを行いました。

全員がワークチェッククリアしていましたので、今回の罰ゲーム(毎日3時間の自習)はなしとなります。

意識が高いことは素晴らしいのですが、いまだ取り組み方が不十分の子はいますね。

 

ワークチェックをするときは、流し読みをしながら、規定の範囲を終わらせているかをチェックをしています。

そのときに確認しているのは、「字のきれいさ」と「誤字」についてです。

 

まずは、字のきれいさですが、どのくらいきれいに書いているかで、その子のやる気が見えてくるのです。

しっかりとした字で書かれていれば、時間に余裕も持って取り組んでいることになります。

定期テストが実施されることを想定して、点数をとろうという意欲が感じられるのです。

 

一方、字が汚い子は、期限内に終わらせようと慌てて取り組んだ恐れがあります。

こういう子は事前に準備することなく、学校ワークのチェック日が近づいてきて慌てて勉強を開始したのです。

これでは、定期テストの点数は上がってきません。

 

今回も一人そういう子がいましたが、ハッキリとこのままでは定期テストの成績は上がらないと告げておきました。

字のきれいさというのは、どれだけ勉強に真摯に向き合っているかなので、汚い書き方をしている子は成績が伸びないのです。

 

また、できなかった問題をただ赤ペンだけで書き写している子にも注意です。

できなかった問題をできるように取り組もうとしたのか、それを確認する必要があります。

できるようにしているならOKですが、そうでなければ本番までにできるように指示をしておくのです。

 

次に、誤字についてですが、私は職業柄、流し読みをしていても漢字のミスやスペルミスに気づくことができます。

まぁ、毎日のように生徒の丸付けをしているわけですから、そういう能力を身につけてしまうのも仕方ありません。

 

テレビやネットでも、テロップの誤字には気づいてしまいますからね。

もう職業病なんだと思います。

 

話を戻しますが、学校ワークのチェックで誤字を見つけたら、きつく注意していきます。

第一に、丸付けの段階で間違いに気づけていないのが問題です。

これは丸付けをどれだけ真剣に行っているかということになります。

 

ここでも、生徒の勉強意欲を感じることができますので、こういうミスは続けてほしくないんです。

テストの成績はどれだけミスをなくすかにかかっています。

そのミスを放置していては、とれる点数もとれなくなってしまうんです。

 

第二に、今後、ワークの問題を繰り返し解く際に、間違ったまま暗記してしまうこととなります。

同じ問題を繰り返し解こうとすると、数回解き直しただけで、頭にその用語がこびりつきます。

私も中学時代に何度も解き直しを実践してきましたが、今でも用語は頭に残っています。

つまり、繰り返し解くことで、一生消えない記憶を得ることができるのです。

 

しかし、間違えて覚えてしまうと、その修正にも同じだけの労力がかかってしまうのです。

そして、修正がうまくいかなければ、その子は何度も同じミスを繰り返す可能性が出てくるのです。

だからこそ、ワークチェックでできるかぎりミスを修正していかないといけません。

 

学校ワークの確認が済めば、後はどれだけ覚えるかにかかってきます。

塾でできるのは、スケジュール管理ですからね。

後は、本人のやる気次第です。

 

定期テストが終わるまで毎日しっかりと勉強してくれないと、早めにワークを終わらせても意味はないですからね。

もちろん、塾に自習に来るでもアリだと思います。

実際に、毎日自習に来て成果をあげている子もいますのでね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。