自分より優秀な人を見てしまうと、劣等感を感じてしまうことがよくあります。
周りにはどんなに頑張ってもこの人には勝てないという存在がいるものですしね。
そうすると、自分の才能を見限ってしまい、これ以上努力するのがバカバカしくなってしまうのです。
私にも似たような経験があるのでわかります。
ただ、これって勝手に自分で線引きしているだけかもしれないのです。
確かに才能にあふれた人はいます。
その人は凡人よりもはるかに効率よく行動できるのです。
同じ時間を過ごしていても、効率が違うのですから、成果も違うのです。
ただ、この才能がある人というのは、今までの努力によってできあがっているのです。
幼少の頃から、考え工夫し効率のよいやり方とは何かを探し続けてきたのです。
つまり、才能があるというのは、成長過程の過ごし方が違うということなのです。
ということは、今まで努力をしてこなかった人が、才能のある人間に勝つことは難しいことになります。
最初からかなりの差ができてしまっているわけですから、生半可な努力ではその差を埋めることはできないでしょう。
しかも、才能がある人はさらなる高みを目指しています。
効率がよいやり方でさらに成長を続けていくのです。
こういう姿を見てしまうと「どんなに頑張ってもこの人には勝てない」と思ってしまうのでしょう。
凡人と才能がある人との違いは、始めた時期の違いに他なりません。
自分を成長させる行動をいかに早く行うか、それが才能のあるなしの違いとなるのです。
凡人が才能にある人に勝つためには、とにかく才能がある人よりも量をこなさないといけません。
在学中に抜かすことはできないかもしれませんが、いつか抜かすことはできるかもしれません。
大事なことは、勝手に線引きして諦めてしまわないことです。
最終的に勝つことができるのは、諦めの悪い人です。
周りの人に勝てないはずはないんだと、ある意味馬鹿になって挑戦し続けてほしいですね。
それでは、今日はこの辺で。