ちゃんと段階を経ていたら、ちゃんとできるようになるのよ。

ある日、とある中2生と話をしていました。

ちょうど数学の授業中で、図形の証明について指導しているときでした。

ちなみに、この子の授業は少し遅れており、テストが近づいていたので、なんとか範囲まで指導しようとしていたときでした。

 

私「テスト大丈夫かな?範囲終わるのギリギリになっちゃうね」

生徒「大丈夫だよ。みんな全然証明できてないし、学校ワークは終わりそうだしさ。」

 

私「まぁ、塾行っている人じゃないと、ついていくのはキツいだろうね。」

生徒「証明の書き方すら分からない人もいるよ。証明の書き方自体がわかっていないの。」

 

よくよく話を聞いてみると、この生徒は図形の証明にはある程度の自信がある様子なのです。

数学が苦手な生徒なんですが、それでも学校のみんなよりできると思っているわけです。

 

まぁ、かなりの量の証明問題を解かしましたしね。

穴埋め問題もすべてフル証明として書かせて、宿題でも確認テストでも、少々難しい問題まですべて解かせましたから。

 

その都度、証明の書き方が間違っていたらダメだしをして、理由とともに何でそう書かないといけないのかを指導し、ちょっとしたミスも許さないように指導してきたのです。

ここまで徹底的に証明問題を解かせてきたわけですから、できないはずがないのです。

 

ちなみに、うちの生徒は全員証明が書けるようになっています。

数学が苦手とか得意とか関係ありません。

最初は書けなくても、徐々に書けるようになってくるのです。

 

実際、最初は全然書けなかった生徒が、今ではスラスラ書けていますし、少々難しい問題でも証明が書けるようになっています。

学校の先生では指摘できない間違いを、私はしていますからね。

生徒にとっては辛いかもしれませんが、完全に理解させたいのでそうしているのです。

 

他にも英語は「比較」を教えている最中なんですが、その子は「比較」も楽勝と言っています。

ま、この子は英語が大の得意なんですけどね。

 

うちで小6からずっと英語を習っていますからね。

今では、学校でもトップクラスの成績がとれています。

 

ちなみに、うちの生徒は全員が「比較」の型を理解しています。

まとめの問題であれだけ正解を出されたら、分かっていないはずがないんです。

 

今回の定期テストのメインの文法が「比較」だと思いますが、「比較」のところは全員点数をとってくるんじゃないかなと思います。

 

「比較」ができるってだけでも、周りよりは上に立ててますからね。

この分野も不得意な子が多いところですから。

 

とはいえ、理解はしていても暗記までしないと意味はありません。

定期テスト前にワークを繰り返すなどして、理解した知識を頭にたたき込む必要があるのです。

 

ちなみに、定期テストは来週、再来週です。

今はテスト勉強に集中して取り組んでほしいですね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。