基本的に授業では何度もポイントを説明します。
生徒がわからないという反応をしたら、もう一度説明し直します。
そして、問題を解かせ、そこで間違ったらまた考え方を説明します。
次の授業では、まず宿題ノートを確認します。
間違えが多ければ、再度授業中に問題を解き直ししてもらいます。
そこで、またまた問題の解き方を説明をします。
単元が終わったら、単元テストを行います。
終わったら採点をして、70点以上なら合格です。
宿題をきちんとしていたら、まず合格できるレベルのテストです。
採点をし、間違えは自分でテキストを調べさせて直させます。
その後、私が確認し、大事なポイントを再度説明するのです。
このように授業ごとに何度も同じ説明をします。
そうすることで、生徒の中に知識が蓄積されていくのです。
しかし、それでも説明した内容が伝わらない子がいます。
何度説明してもポイントが覚えられないのです。
ただ、ここまでの回数の説明を受けても理解ができないということは、覚えようという意識が低いのです。
才能ではないですよ。
才能と言ってしまえばそれ以上は伸びなくなってしまいますし、何度も説明を受けても理解できないということになってしまいます。
そうなると、もう塾は何もできなくなってしまいますしね。
理解をしようという意識を高めなければ、自分の中にその知識は入ってこないのです。
何度も同じミスを繰り返し、何度も同じ説明を受ける・・・それでは、何も成長しないのです。
そのため、私はその生徒の意識を向上させるべく、説教をすることもあります。
授業を止めて、大事なポイントをどう覚えるのか、その方法をレクチャーするのです。
主に注意するのは、宿題の取り組み方です。
宿題の取り組み方が甘ければ、それは意識が低いと言わざるをえません。
例えば、問題を解いて、丸付けをする。
そして、間違った問題は赤ペンで答えを写して終了・・・
これでは、知識が入ったとはいえません。
最低でも、もう一度解き直しをして、正解が出せるようにしたり、もう一度テキストのポイントを確認して理解しなおしたりしないといけません。
そういう基本的な行動ができていないから、大事なポイントがその生徒の中に入っていかないのです。
意識が高ければ、行動も変わっていくのです。
言われずとも成績がいい子というのは、そういう工夫を自分なりに行っています。
何度も同じような問題を解いたり、赤ペンでただ写すことなく、ポイントをノートにまとめたり・・・
勉強は工夫次第で、効率を上げることができるわけですから、そういう工夫はどんどん行った方がいいのです。
勉強なんて意識次第でどうとでもなります。
自分の才能を信じ、前向きに勉強することで、成績の向上が起きるのです。
まずは、前向きに勉強することから始めましょうね。
それでは、今日はこの辺で。