丸付けができない子は成績が伸び悩む・・・

もし、成績が下がり続けていたとしたら・・・

勉強している時間は長い割に成績が下がっているとしたら・・・

なぜこのようになってしまうのか、それには原因が確かにあるのです。

 

その原因は「丸付けがきちんとできない」ことです。

成績は優秀なのに、きちんと丸付けができない子は多いです。

真面目な子なのに、完璧に丸付けをすることができない子がいるのです。

 

きちんと丸付けをする。

そんなの簡単だと思いますよね?

でも、意外とできないんですよ。

 

例えば、漢字ミスやスペルミスがあるのに丸にしてしまったりします。

多分、自分の答えと解答を見比べるのを適当にやっているんでしょうね。

 

しかし、それを放置してしまえば、間違ったまま覚えてしまうことになるのです。

それをテストで書いたとしても、間違えてしまうに決まっています。

 

ミスに気づけないというのは、満点を狙っていないからに他なりません。

満点を狙っている人というのは、少しでも間違えてしまうことに敏感なのです。

だからこそ、宿題で間違ってしまったら、それを重くとらえます。

 

二度と間違えないように気をつけて、再度問題を解くのです。

そうすることによって、間違えてしまった経験を暗記していきます。

そういう記憶がテスト中に思い出され、間違えないようなるのです。

 

他には、丸付けをまとめてやってしまう子がいます。

こういう子は、丸付け自体を面倒くさいと感じているのです。

だからこそ、こまめに丸付けをすることがありません。

 

同じような問題で、何度も同じようなミスを繰り返してしまうのです。

こまめに丸付けさえすれば、そのミスを修正して次の問題を解くことができるのに、それをしないから間違え続けてしまうのです。

 

そもそも丸付けを他の人にやってもらうこと自体が間違っています。

丸付けは自分の勉強の成果の確認作業です。

 

これでバツが多ければ、勉強の成果はなかったことになります。

一方で、マルが多ければ、勉強の成果を確認できて、モチベーションが上がっていくのです。

 

本来はそれを自分で考えないといけないのです。

マルが多くならなければ、勉強している意味がありませんからね。

 

向上心がある子、そして、常に満点を狙っている子は、丸付けが完璧なのです。

少しでも間違えてしまうことを許さないのです。

言い換えれば、自分に厳しいということになりますね。

 

塾内でトップクラスの成績を取っている子は、きちんと丸付けができています。

宿題ノートを確認しても、ミスなんて一つも見当たりません。

間違っているところは一つだけで、その間違いを二度と見つけることができないのです。

 

ということは、この子は一度目のミスで、自分の間違いを克服しているのです。

だからこそ、同じミスは二度と繰り返しません。

 

丸付けができていない子は、同じミスを何度も繰り返しています。

最悪なのは、間違っているにもかかわらず、マルをつけてしまうことです。

これは成績が上がる上がらない以前の問題です。

 

丸付けがきちんとできること。

それが成績を上げ続けるポイントなのです。

簡単そうに見えて、なかなか奥が深いんですよ。

 

勉強の基礎でもありますが、それを完璧に行えなければ成績UPは望めません。

100点満点を狙うなんて、勉強の基本です。

満点がとれない勉強なんて、勉強じゃないですからね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。