受験勉強に疲れないようにするためには・・・

昨日は受験勉強に疲れるのは仕方ないと書きましたが、今日は真逆のことを書きます。

特に中1・2生はよく知っていておいてほしいです。

 

そもそも受験勉強で疲れてしまうのは、勉強体力がないからです。

運動に体力がいるように、勉強にだってそれ専用の体力があるんですよ。

これは毎日勉強していけば、おのずと身につくものなんです。

 

普段勉強せずに、いきなり受験勉強を始めたところで、ついていけるわけがありません。

受験勉強というのは、普段の努力をしている人が圧倒的に有利なんです。

 

例えば、運動でいうとわかりやすいですかね。

中1になって初めて部活に参加したとします。

もちろん、最初は筋肉もついていなければ、部活をやりきるスタミナだってないですよね。

 

技術を始め、ありとあらゆるものが足りないんです。

それでも、一年間部活を続けていけば、ある程度の技術が身につき、体力がついてくるんです。

 

これは毎日2時間程度練習しているからですよね。

もし、週に2,3日しか部活をやらないのだとしたら、きっと1年では技術は身につかないでしょう。

そして、スタミナだって筋肉だって身につくこともないでしょう。

 

もうおわかりですよね?

 

勉強だって同じなんですよ。

勉強だって毎日コツコツやっている人は体力がずば抜けていますし、そんなに簡単に疲れたりしないんです。

 

結局、運動でも勉強でも毎日コツコツ頑張っている子が強いんです。

暇さえあればスマホばかりいじっている子が、最後には勝者になる・・・なんてことは絶対に起こらないんですよ。

 

今年の中3生がかわいそうなのは、勉強体力を身につける期間がなかったことです。

本来、当塾では夏に勉強体力を身につけるべく、毎日毎日自習をさせます。

朝から夕方まで、毎日勉強漬けにするんです。

 

それが今年はコロナのせいでできなかったんです。

それだけは悔やまれますね。

とはいえ、勉強をちゃんとやっている人はいるわけですから、こんなの言い訳に過ぎませんけどね。

 

保護者の方々は、自分の子が受験生になったら勉強してくれる・・・なんていう甘い幻想は抱かないでくださいね。

毎日コツコツ勉強しているものだけが、きちんと受験生になるんですよ。

受験で失敗したくないのであれば、普段の行いから修正していきましょうね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。明日24日は講習前のお休みをいただきます。