どんな問題にもビクともしない学力を身につけよ!

この地域の中学生は茨城県の高校と千葉県の高校のどちらかを受験します。

おおざっぱに分けると、優秀な子は千葉へ、それ以外は茨城へとなりますね。

 

まぁ、この地域は茨城県の成績の最下層地域です。

そのため、ある程度優秀な子は千葉県側の高校に進学するのは仕方ないのです。

とはいえ、どの高校に行こうが頑張らないといけないのに変わりありませんけどね。

 

そして、もちろんのことですが、茨城県の入試問題と千葉県の入試問題では問題の傾向が異なります。

特に最近はどちらにも変化があり、ますます差別化されるようになりました。

 

私も以前はこの子は茨城の方が適正があるなとか、この子は千葉の問題に対応できないかもとか思っていました。

以前、定期テストで450点をとっていた生徒が千葉県側の模試を受けた瞬間、300点代までしかとれなかったこともありますので。

 

しかし、最近この考え方は間違っていると気づきました。

なぜなら、勉強が本当にできる子というのは、どんな問題形式だろうと解けてしまうからです。

問題傾向に左右されてしまうのは、単に学力が低いだけなんです。

 

例えば、私が初見の問題を解いたとします。

その問題はどこの入試問題かはわかりませんが、とりあえずその県の入試問題を解くのが初めてなのです。

もし、問題傾向に左右されるというのであれば、解きやすい解きにくいがあるのですが、私にとってはそのどちらでもないのです。

 

それは私が先生だから。

というわけではないのです。

 

しっかりと問題文を読み、問題作成者の意図をしっかりとくみ取れば、解けない問題はないのです。

これは、学力がしっかりとしているなら可能なことなんです。

 

もう一つ例を紹介しますが、当塾のエースの生徒の場合です。

うちのエースの生徒は茨城県側の模試と千葉県側の模試の両方を受験した経験があるのですが、その子の点数はどちらも大差がないのです。

ということは、その子には問題傾向の差は関係ないということになります。

 

本当に学力が身についている子というのは、問題傾向の差に影響を受けないのです。

考えてみたら当たり前のことなんですよね。

問題傾向に左右されているのは、単に学力不足なだけなんですよね。

 

もちろん、入試問題というのは、それなりに難しいものです。

しかし、同じ難易度の問題であれば、問われ方が変わっただけで解けないことなんてないんです。

 

真の学力を身につけるためには、目の前の問題を解いているだけではいけません。

これは、いろいろな問題を解き、いろいろな考え方を身につけて初めて身につくものなのでしょう。

 

今後は、その問題傾向にもビクともしない生徒を育てていきたいかなと思います。

そのためにも、来年度はまたまた改革をしないといけませんね。

今年度中に来年度の改革を考えていこうと思います。

 

 

 

それでは、今日はこの辺で。