昨日、とある中3生の顔が沈んでいたので、どうしたの?と声をかけました。
すると、実力テストの自己採点がよろしくなかったとのことでした。
この時期までくると、点数に一喜一憂してしまうのはどうしようもないことです。
この子なりに努力した結果が悪かったのですから、それショックだったことでしょう。
でも、だからどうした?というレベルの話でしかありません。
そんなテストの点数を気にしてもいいことはありませんし、それは本番のテストではないんです。
その結果で不合格になってしまうのであれば問題ですが、経過の点数なんて気にする必要はないんです。
とはいえ、できなかった問題があったことは事実です。
悪い点数をとったときは、一通り反省したら前を向いて、できなかった問題をできるようにするしかないんです。
その旨をその生徒に伝えました。
そして、まだこれから点数が伸びる未来があることも話しておきました。
その子が変わるかどうかは、この子次第ですね。
このように、この時期の点数次第で激しく落ち込んでしまう子がいます。
そして、勉強疲れが出てきて、志望校を下げようとするのもこの時期です。
つまり、逃げたくなっているんですね。
これからの未来なんて子どもに想像できるはずもありませんから、明るい未来を想像できずに絶望してしまう子が出てきてしまうんです。
ですが、それは間違いです。
未来には可能性しかないのです。
最悪なのは、歩みを止めてしまうことです。
歩みを止めてしまっては、未来は閉ざされてしまいます。
心配なのはわかりますが、点数あげたかったらただ勉強すればいいだけです。
テストの点数に一喜一憂している場合ではありませんよ。
ただ黙々と勉強していれば何も問題はないのです。
とはいえ、このように落ち込むのは真剣に勉強しているからです。
そして、追い込まれてしまうのは女の子なんですよね。
真面目だからでしょうか?
必要以上に不安になってしまうのが女の子の特徴なんです。
逆に、全然不安にならない生徒もいます。
その子は、全然焦ってくれないので、毎回私に説教を受けています。
最近、やっと変わり始めたかなとは思いますが、まだまだぬるいですね。
こういうタイプは男の子が多いです。
男の子は直前にならないとやる気にならないんです。
それでは困るから説教をしているわけですが、なかなか響かないのも男の子の特徴でしょうね。
受験まであと3ヶ月です。
親子共々、不安になるのはわかりますが、できることは頑張ることだけですよ。
ラストスパートです。頑張りましょう。
それでは、今日はこの辺で。