日曜日の11時頃にやっているテレビ番組の「ミライモンスター」という番組をご覧になったことがあるでしょうか?
将来有望な若いアスリートを紹介する番組なんですが、私は「ワイドナショー」を見た後に連続でこの番組を見ています。
その番組に出るのは、大体、中学生から高校生、たまに小学生や大学生も出てきますが、ほとんどが子どもです。
その子がアスリートとして、どんな努力をしているか、どれだけすごい偉業を達成したのか、目指しているのかが紹介されます。
そして、番組中にはその子の親も紹介されます。
インタビューを受け、子どものために何をしているのかを話してくれます。
将来有望な子を作るのは、親の力がどれだけ大事なのかがわかります。
そして、そういう親が決まって言うのは、「子どもがやりたいと言っているから」という言葉なんです。
親が協力するのは、「子どもがやりたいと言っているから」なんですよね。
子ども自身が目指したいと言っているからこそ、親は全力で子どもを支えるんです。
練習場を自費で作ってしまったり、
遠征のために車で数百キロの道のりを送り迎えしていたり、
親が子の練習に付き合うために転職したり、
今まで様々な親の努力を見てきました。
このような親の努力を目の当たりにした子どもは、親の期待に応えようと頑張ります。
自分のために、自分を犠牲にして動いてくれているのを知っているからこそ、頑張れるわけなんです。
中には危ない競技もあります。
練習でも本番でも、下手をすると命が失われてしまう競技もあるのです。
それでも、親は子の望みを優先します。
危ない競技だから辞めさせようとはしないんです。
一度、事故って重傷になった子にでも、子がやりたいと言っているから辞めさせることをしなかった親さえいるのです。
子どもが何かになりたい、何かを目指したいと言ってきたら、全力で支えて下さい。
それも、遠慮なく全力で支えてほしいのです。
もちろん、心を鬼にして厳しく取り組んで下さい。
例えば、子どもが医者になりたいと言い出したら、徹底的に勉強させて下さい。
できるだけいい高校に入れるように全力で子どもを支えてほしいです。
親も子どもを支えるために、情報をとり続ける必要があります。
どのくらいの成績なら医者になれるのか、どの大学が良くてどのくらい学費がかかるのか、どのくらい勉強させればいいのかなど、知らなくてはいけない知識は数多くあるはずですから。
逆に甘い考えで、壮大な夢を語っているなら、その覚悟を質すべきです。
そんなに簡単に達成できる夢ではないのに、そうとは知らずに子どもは気楽に目指してしまいます。
そういう子にはある程度現実を教えてあげないといけないのです。
あまり現実を知らしめて、夢をあきらめさせてしまうのは本意ではありませんが、生半可な気持ちで夢を追うのも考え物です。
子どもが本気でその夢に向かうというのであれば、ぜひ親は子どもの最大のサポーターとして活躍してほしいですね。
それでは、今日はこの辺で。