目標はできるだけ早めに達成させるほうがいいに決まっている。

「佐原高校に行きたい・・・」

その思いがあるのであれば、勉強を頑張らないといけないのは当たり前のことです。

では、どこまで頑張るべきなのか・・・

 

目安としては定期テストで450点以上、実力テストで400点以上でしょうか?

そして、いつになったらその目標点に達すればいいのか。

それは、もちろん最初からです。

 

中1に上がってからずっと、その目標を達成し続ければ佐原高校は簡単に合格できます。

では、達成できていないならどうしたらいいのか。

それは、できるかぎり早めに達成させるべく頑張り始めないといけません。

 

なぜ、早めに目標を達成しなくてはいけないのか?

それは、勉強がどんどん難しくなってしまうからです。

 

学年が上がれば勉強が難しくなるのだから、テストの点数だってとれにくくなります。

中1ならまだ難しくない勉強が、中3になるとかなり難しくなっています。

勉強を継続しているならいざ知らず、中3になって急に佐原高校に行きたいというのは無謀なんです。

 

であれば、早めに目標点を達成させるべきです。

中1で達成できない子に、中3で達成できるはずがありませんもの。

 

これは、別に佐原高校だけに限ったことではなく、それなりに偏差値の高い高校に行きたいというのであれば、そこに合格できるだけの実力を早めに身につけたほうがいいんです。

ま、そんなことは誰しもが分かっていることだと思いますけどね。

 

もちろん、中には中3の一年だけで成績が馬鹿上がりして、合格しちゃう子もいます。

ですが、それはその子のやる気スイッチが見事に入り、その子に合った先生と出会うことができ、勉強するための環境が整って初めて達成できるものなのです。

 

それは奇跡のようなものです。

そんな奇跡を夢見て何も動き出さない人がいますが、そんな人に奇跡は起きません。

動いて失敗して、それでもあがいたものだけが、そういう奇跡にたどり着くのです。

 

ちなみに、これは大学進学に関してもあてはまります。

国公立の大学に進学したいと漠然と思っていても、そこに受かるだけの成績をとっていないとそこに合格はできないのです。

 

もちろん、できるかぎり早めに目標を達成しないといけません。

高1には模試でA判定をたたき出し、それをキープしていく気持ちで勉強を続けないと行けません。

高1でA判定もとれない人間が、高3になってA判定がとれると思いますか?

 

「まだ高1なんだから成績はまあまあでいい」と思っているのであれば、第一志望の大学に進学することは難しいでしょう。

現役で合格する子というのは、いつでも上を目指し勉強を続け、模試の判定を少しでもいいものに変えていこうとしているのです。

 

そういう子が現役で受かるのであって、高1・2の時代を高校生活を満喫している子が合格できるはずがないじゃないですか?

優秀な子はずっと優秀なんですから。

 

よく本屋で見かける成功体験の本や、よくテレビに出演している東大生の話を真に受けないでくださいね。

あれは、参考にはなるものの、そのまま真似しても同じような成果は出ませんので。

もし、そこまでの成果が出るなら、その人が書いた本は毎年ベストセラーとして売れ続けるはずですからね。

 

受験の世界で一発逆転ができるのは相当運がよくないと難しいですよ。

そんな運任せにするのではなくて、今できる最大限の努力を毎日行って下さいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。