何も言われなくても動けることは尊い・・・

昨日は定期テストの前日だったので、3時間の自習をやってもらいました。

本来なら、水曜日の自立支援学習日は私が勉強方法を伝える時間なのですが、最近は何も言うことがありませんね。

 

それは全員が勉強方法を知っているから。

どうやったら成績が伸びるのかを知っているから、何もアドバイスを必要としないんです。

 

だから、もう放置しているだけです。

むしろ、あまりにも集中しているので、私が声をかけることで生徒の集中を阻害することにもなります。

 

だから、私は何も声をかけません。

例年ですと、私語が多かったりして私に注意される子がいたり、漢字練習ばかりして時間稼ぎをしている子がいました。

 

今年度はそんな子がいないんですよね。

ま、少し寂しくもありますが、生徒が成績を上げるために何をすればいいのかを知っているのは頼もしい限りです。

 

時間の使い方もうまくなりましたね。

自然と教科を変えて勉強しているんです。

それも絶妙なバランスでです。

 

ワークの最終仕上げをしている子・・・

プリントを繰り返し解いて暗記をしている子・・・

教科書を読んで、理解を深めようとする子・・・

 

これらはすべて私の指示で動いているものではないのです。

生徒本人が自分で考え行動しているだけなんです。

 

基本的な勉強方法はそこまでバリエーションがあるわけではありません。

自分に合ったものを見つけてしまえば、それを応用していくだけでうまくいくのです。

 

子どもたちが自分で考えて行動している以上、先生である私が伝えることはありませんね。

間違っているときにだけ指摘してあげればいいだけですね。

 

勉強方法が分からないなんてことはありませんよ。

勉強方法は勉強しながら見つけていけばいいんです。

 

勉強方法が分からないから勉強できないのではなくて、

勉強しないから勉強方法もわからないんです。

その真実をしっかりと見つめて下さいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。