結局、諦めの悪い子が勝っていく・・・

私は諦めの悪い子が大好きです。

何を言われようと自分の意思を曲げない・・・

どんな逆境も気にせず、とにかく前を見て邁進する・・・

 

悪く言えば頑固、よく言えば一途ですかね?

人の意見なんか聞く耳持たないで、一途に努力だけ行っていく・・・

 

例えば、私に「それでは受からないよ!」と怒られても、「そんなんじゃ入学しても通用しないから、諦めたら・・・?」と諭されても、一向に自分の意思を曲げないのです。

ちなみに、この発言は生徒を発奮させるために言っていることで、悪気があってのことではありません。

 

見切りが早い子は、早々に諦めます。

「どうせ無理だ」とか「そんなに辛いこと続けるなんて無理だ」と言って、諦めてしまうんです。

そして、こういう子は私が「無理だ」と一言言ってしまえば、すぐに「無理だ」と決めつけてしまうんです。

 

自分の能力の限界を見極めてしまい、努力することを諦めてしまうんです。

それが間違っているとも知らずに・・・

自分の限界なんて、勝手に自分で決めているだけだとも知らずに・・・

 

変に賢い子ほど、諦めが早いような気もしますね。

ある意味、いい意味で馬鹿である方がいろいろなことに挑戦できるんです。

言い換えると、周りの発言に敏感に反応するのではなく、周りからの刺激に鈍くなればいいのです。

 

こういう力を「鈍感力」といいますね。

※「鈍感力」とは、「鈍感」のもつポジティブな面のことを指します。失敗してもすぐに立ち直れたり、傷つくようなことがあってもすぐに忘れられたり。「鈍感力」とは、クヨクヨせず前向きに考えられる力のことなのです。

 

「鈍感」というと空気が読めない子のようにネガティヴなイメージがありますが、この「鈍感力」とはそういうことではありません。

自分にとって都合の悪いことだけ「鈍感」であればいいのです。

 

周りの評価に反応するのではなく、自分の力を信じればいいのです。

自分の可能性だけを信じていけば、自分の望みを叶えることができるでしょう。

 

結局、諦めずに夢を目指した子だけが、その夢を叶えることができます。

どれだけ大変な道であったとしても、頑張り続けられるだけの意思が、どういう状況でも必要なんでしょうね。

子どもが一人で前に進んでいくためにも、このような意思を身につけてもらいたいと思います。

 

 

それでは、今日はこの辺で。