やることやっているなら問題はない。

今日は定期テスト1週間前なので、学校ワークの確認日になっています。

かなりの量のワークではありますが、やることが早い子はとっくの昔に終わっているし、遅い子はギリギリに終わらせたり、最悪間に合わないですね。

 

1週間前に学校ワークを仕上げること自体は大変な勉強になります。

ただ、これは当塾のルールなので、守れないなら罰を受けてもらうことになります。

本来なら罰なんて与えたくはないですけどね。

でも、やることやっていないなら、それは仕方のない措置なのです。

 

ちなみに、この学校のワーク、家できっちり仕上げる子と、塾に来て仕上げる子がいます。

前者は基本的に勉強の習慣が身についている子、もしくは勉強の環境が整っている子です。

家の中に勉強する場所がきちんと存在し、親も勉強するように促す・・・そういう子は家で勉強できます。

 

一方で、塾に来て仕上げる子は、家での誘惑に勝てないことがわかっている子です。

家で勉強しても集中できないから塾に来てやる・・・そう考えて、あえて塾に来てやっているのです。

 

もしくは、強制的に塾に来るように指示されている子です。

この子は家で勉強をしないのは明らかなので、塾に来るように私が促しています。

そういう子は基本的に勉強の習慣もなければ、勉強の環境も整っていません。

 

とはいえ、別にやることやってくれているのであれば、どこでやろうと問題はありません。

 

塾に来てくれれば、私の見える範囲で、生徒の努力を見ることはできます。

でも、それだけです。

 

私の見える範囲でしか勉強できない子になってしまえば、それはそれで問題なのです。

そうなると、塾を辞めた瞬間、成績がだだ下がりになってしまうでしょう。

 

理想は自分の意思で塾に来ることです。

自分をあえて厳しい環境に身を置こうとするなら、塾に来て勉強するのもデメリットは少ないでしょうね。

 

まぁ、勉強することが尊いのですから、なんであれ勉強さえしてくれればいいのです。

私の見える範囲だろうが、見えない範囲だろうが、成果さえ出してくれれば問題はありません。

 

とある中学生は、新しい分野にさしかかったとき、「この分野は無理だ~」と嘆いていました。

しかし、時間を経て、学校ワークで自ら勉強するようになると、しっかりと理解を深めてきたのです。

それは、テスト前にまとめの問題を解かせることでわかりました。

 

テスト直前にまとめの問題をやらせると、その生徒がどのくらい仕上げてきたのかがわかります。

 

上記の子は自分の力で仕上げてきたのです。

 

もちろん私もわかりやすく授業を行いました。

しかし、それだけではここまで仕上げることはかなわないでしょう。

これは、この生徒自身が家で努力した結果なのです。

 

自分が勉強不足だと自覚したのなら、勉強量を増やすべきです。

そんなの当たり前のことなんですよね。

しかし、それがなかなかできないんです。

 

素直な子は成績が伸びるといいますが、私にダメ出しされて反省をし、自ら克服しようと努力ができる子は成績が上がります。

 

何度も言いますが、まずはやってみることが大事です。

自分の限界を勝手に決めないで、限界を超えるべく行動してもらいたいですね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。